特許

J-GLOBAL ID：200903040620589761

廃棄物のガス化溶融炉およびガス化溶融方法

発明者： 石田 博章 ,  山岡 秀行 ,  山本 高郁 ,  佐藤 弘孝
出願人/特許権者： 住友金属工業株式会社
代理人 (1件)： 森 道雄 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-240876
公開番号（公開出願番号）：特開平10-148317
出願日： 1997年09月05日
公開日（公表日）： 1998年06月02日
要約：

【要約】【課題】廃棄物をガス化溶融して燃料ガスと、溶融スラグ、溶融金属あるいはさらに低沸点重金属類を回収するガス化溶融炉および方法の提供。【解決手段】上部に廃棄物を装入する廃棄物装入口11-1と生成するガスを排出するガス排出口3-1を有し、下部に溶融スラグおよび溶融金属の排出口9を有し、炉壁部分にそれぞれ独立して支燃性ガスおよび補助燃料を吹き込むことができる高さ方向に複数段(通常は3段)に分かれた羽口5-1〜5-3を有し、さらに、装入された廃棄物のレベルを計測する手段17、炉内の温度を計測する手段20、21を有するガス化溶融炉、またはさらに上吹ランス24-1とダスト回収手段25を備えるガス化溶融炉と、その炉を用いるガス化溶融方法。回収されるガスを炉内へリサイクルすることによりエネルギーガスの回収効率を高めることができる。

請求項（抜粋）：

廃棄物を燃焼させ、廃棄物中の有機物をガス化してエネルギーガスとして回収するとともに、廃棄物中の灰分と金属類を溶融物として回収する竪型の廃棄物のガス化溶融炉であって、上部に前記廃棄物を装入する廃棄物装入口と生成するガスを排出するガス排出口を有し、下部に溶融スラグおよび溶融金属の排出口を有し、前記廃棄物装入口と溶融スラグおよび溶融金属の排出口との間に、それぞれ独立して支燃性ガスおよび補助燃料を吹き込むことができる高さ方向に複数段に分かれた羽口を有し、さらに、前記装入された廃棄物のレベルを計測する手段、中段の羽口近傍の温度を計測する手段、および炉の上方部の雰囲気ガスの温度を計測する手段を有することを特徴とする廃棄物のガス化溶融炉。

IPC (4件)：

F23G 5/24 ZAB ,  F23G 5/44 ZAB ,  F23G 5/50 ZAB ,  F23G 5/50

FI (7件)：

F23G 5/24 ZAB B ,  F23G 5/44 ZAB F ,  F23G 5/50 ZAB F ,  F23G 5/50 ZAB Q ,  F23G 5/50 ZAB N ,  F23G 5/50 ZAB J ,  F23G 5/50 ZAB H

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 廃棄物ガス化溶融炉およびその溶融炉を用いる廃棄物の ガス化溶融方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-213662   出願人：日本鋼管株式会社