特許
J-GLOBAL ID:200903040703693820

アスファルト組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 善雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143413
公開番号(公開出願番号):特開平9-302234
出願日: 1996年05月15日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 感温特性、特に低温での伸度とタフネス、テナシティー、針入度、軟化点等の物性バランスを改良し、更に加工性にも優れた新規なアスファルト組成物を提供する。【解決手段】 モノビニル芳香族化合物からなる重合体ブロックAと、モノビニル芳香族化合物と共役ジエン系化合物からなるランダム共重合体ブロックBとからなるブロック共重合体において、全結合モノビニル芳香族化合物含量、重合体ブロックA含有量及びメインピーク分子量、ランダム共重合体ブロックB中のモノビニル芳香族化合物含量及び連鎖のランダム性、ジエン部分のビニル結合含量が特定の範囲にあるブロック共重合体のリビング末端を、錫系化合物により一定の割合カップリングして得られる、特定の構造及び分子量を有するブロック共重合体を改質材として用いたアスファルト組成物。
請求項(抜粋):
モノビニル芳香族化合物からなる重合体ブロックAと、モノビニル芳香族化合物と共役ジエン系化合物からなるランダム共重合体ブロックBとからなるブロック共重合体において、(a)全結合モノビニル芳香族化合物含量が20重量%〜45重量%であり、(b)重合体ブロックA含有量が10重量%〜35重量%であり、(c)一般式(A1-B)mX又は(A1-B-A2)mX(Xはハロゲン化スズの残基、mはXの価数に応じた2〜4の整数)で表され、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(以下、GPCと略す)で測定した標準ポリスチレン換算分子量5,000〜30,000の範囲に重合体ブロックA1のメインピーク(以下ピークと略す)を有し、10,000以下の範囲に重合体ブロックA2のピークを有し、また重合体ブロックA1及びA2のピークの分子量(以下ピーク分子量と略す)がA1のピーク分子量>A2のピーク分子量であり、(d)GPCで測定した標準ポリスチレン換算分子量100,000ないし800,000の範囲にピークを有し、(e)ランダム共重合体ブロックB中のモノビニル芳香族化合物含量が11〜31重量%であり、(f)ランダム共重合体ブロックB中のモノビニル芳香族化合物連鎖分布において、モノビニル芳香族化合物が1個の単連鎖(以下S1と略す)が、ランダム共重合体ブロックB中の結合モノビニル芳香族化合物の50重量%以上で、モノビニル芳香族化合物が8個以上連なった長連鎖(以下S8〜と略す)がランダム共重合体ブロックB中の結合モノビニル芳香族化合物の15重量%以下であるブロック共重合体3〜20重量%とアスファルト80〜97重量%を混合してなるアスファルト組成物。
IPC (2件):
C08L 95/00 LSU ,  C08L 53/02 LLX
FI (2件):
C08L 95/00 LSU ,  C08L 53/02 LLX
引用特許:
審査官引用 (8件)
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