特許
J-GLOBAL ID:200903040731554525

転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-123013
公開番号(公開出願番号):特開2000-314427
出願日: 1999年04月28日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】圧延機用軸受のように高荷重下で用いられる大型の転がり軸受の軸受端面の耐摩耗性を確保すると共に、端面部での割れの発生を抑制防止する。【解決手段】浸炭又は浸炭窒化を施す内輪及び外輪のうちの少なくとも一方の軸受端面の表面硬さをHv550以上Hv690以下とすることにより、軸受端面の耐摩耗性を確保しながら、浸炭硬化層深さを特定して、熱処理時の冷却過程で発生する境界面の引張応力による割れを抑制防止する。また、軸受端面の最も浅い表面硬化層深さを、軌道面の表面硬化層深さの0.8倍以下とすることにより、割れの発生を更に抑制防止する。また、軸受端面炭素濃度と、心部炭素濃度との差を0.45%以下とすることにより、割れの発生を更に抑制防止する。また、軸受製作に使用される鋼の炭素濃度を0.30%〜0.50%とすることにより、特に軸受端面の耐摩耗性を向上確保することができる。
請求項(抜粋):
内輪及び外輪及び転動体から構成され、内輪及び外輪のうちの少なくとも一方の表面層に浸炭及び浸炭窒化の何れかの表面硬化処理を施して製造される転がり軸受において、前記浸炭及び浸炭窒化の何れかの表面硬化処理が施される内輪及び外輪のうちの少なくとも一方の軸受端面の表面硬さがHv550以上Hv690以下であることを特徴とする転がり軸受。
Fターム (12件):
3J101AA16 ,  3J101AA25 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA70 ,  3J101DA02 ,  3J101EA03 ,  3J101FA31 ,  3J101FA44 ,  3J101GA34
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 軸受用中炭素鋼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-299898   出願人:株式会社不二越
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-253724   出願人:日本精工株式会社
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-163697   出願人:エヌティエヌ株式会社

前のページに戻る