特許
J-GLOBAL ID:200903040744197640

樹脂フィルム蓋体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-171849
公開番号(公開出願番号):特開平8-011922
出願日: 1994年06月29日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 食品又は医薬品用の樹脂製容器又は栓体の開口部の縁辺部位に、蓋体フィルムを加熱溶着にて開封可能に封着する樹脂フィルム蓋体において、加熱溶着度を目視または画像センサーにて確認可能となし、工業生産上、再現性よく所定の気密度とイージーオープンの確保ができる構成の提供。【構成】 耐熱高強度フィルムでコロナ処理した基体フィルム11、内容物の識別表示ために基体フィルム11に印刷着色した印刷層12、軟化温度が低く基体フィルム11上より加熱ダイスの加圧で軟化、薄膜化するフィルムからなり、チタン白を1〜10%添加混合した乳白色半透明の白色層フィルム13、溶着するための樹脂からなる溶着層フィルム14が順次積層され、基体フィルム11を介して溶着樹脂層と栓体縁辺部10を加熱溶着する際、白色層フィルム13が薄膜化し積層厚みが減肉して凹部となったヒートシール部位と厚みに変化がない非シール部位との間に減肉厚率に対応して色差が発生し、加熱溶着の強弱が色彩色差として確認できる。
請求項(抜粋):
食品又は医薬品用の樹脂製容器又は栓体の開口部の縁辺部位に、蓋体フィルムを加熱溶着して開封可能に封着する樹脂フィルム蓋体において、蓋体フィルムが外表面側から、1)透明な基体フィルム、2)基体フィルム裏面あるいは白色層フィルムに印刷着色された印刷層、3)封着時に軟化薄膜化する樹脂からなる乳白色半透明の白色層フィルム、4)容器樹脂に溶着する樹脂層を容器側に設けた溶着層フィルムを順次積層した構成からなり、加熱溶着時に白色層フィルム及び溶着層フィルムが軟化薄膜化してシール部と非シール部位との間に発生した色差が、加熱溶着時の入熱量に応じて起こる当該封着時に軟化薄膜化する樹脂層の減肉厚率に対応して発生し、加熱溶着度が目視または画像センサーにて色彩色差として確認が可能なことを特徴とする樹脂フィルム蓋体。
IPC (2件):
B65D 51/18 ,  B65D 65/18
引用特許:
審査官引用 (2件)

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