特許
J-GLOBAL ID:200903040754727273

光ビーム走査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-329800
公開番号(公開出願番号):特開平7-151986
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 ビームスポットの副走査方向の投射位置の経時変化による変動を補正するに際して、補助偏向器の偏向角の増加を出来る限り軽減する。【構成】 標準駆動信号によってピエゾアクチュエータ5を駆動し、光ビームLBを両センサ19、23のマスク17、21上へ走査する。マスク17、21は段差を有するステップ状の遮光部と透光部とを有しており、ステップ部の水平境界部は主走査方向yに平行である。検出信号V3 、V4 に基づき、各面で反射された各光ビームLBを最寄りの水平境界部へ移動させるのに必要な駆動信号V2を決定する。この駆動信号V2 によりピエゾアクチュエータ5を駆動し、ポリゴンミラー11への光ビームLBの入射角度が補正される。
請求項(抜粋):
画像信号に基づき変調された光ビームを主偏向手段としてのポリゴンミラーによって感材露光面方向へ反射させ、更に反射後の前記光ビームを走査用レンズを介して前記感材露光面上に結像することによって、当該光ビームを前記感材露光面上の主走査方向へ走査して画像を記録する光ビーム走査装置において、前記ポリゴンミラーに入射する前記光ビームの光路上に配置され、駆動信号に応じて前記光ビームの前記ポリゴンミラーへの入射角度を補正する補助偏向手段と、前記主走査方向の走査範囲のスタート位置又はエンド位置の内で少なくとも一方の位置に於いて、前記ポリゴンミラーの各面毎に各光ビームの前記主走査方向に直交する副走査方向の投射位置偏差を検出する投射位置偏差検出手段と、前記投射位置偏差検出手段の検出信号に基づき前記駆動信号を決定して、その駆動信号を前記補助偏向手段へ出力する駆動信号決定手段とを備えてなり、前記投射位置偏差検出手段は、前記光ビームに対しては当該光ビームを透光させる透光部と遮光する遮光部とを備えたパターンを有し、しかも当該透光部及び遮光部の何れか一方が、前記主走査方向及び副走査方向にそれぞれN個及びM個(N≧1、M≧1)配置された複数の矩形領域を有しており、前記矩形領域の前記主走査方向及び副走査方向の長さをそれぞれSij、Hijとして、前記主走査方向及び副走査方向の各方向に対して隣合う両矩形領域の間隔をそれぞれS′ij、H′ijとして、更に前記主走査方向に対して隣合う両矩形領域の前記副走査方向への段差をPijとして表すならば(1≦i≦N、1≦j≦M)、前記複数の矩形領域はそれぞれ、(1) Sij≧(前記光ビームの主走査方向のビーム径)、(2) Hij≧(前記光ビームの副走査方向のビーム径)/2、(3) H′ij≧(前記光ビームの副走査方向のビーム径)/2、(4) Hij≧(前記ポリゴンミラーの面倒れ変化量+前記補助偏向手段の特性変化量)、(5) H′ij≧(前記ポリゴンミラーの面倒れ変化量+前記補助偏向手段の特性変化量)、(6) S′ij≧0(7) Pij>0、の関係を満足すると共に、前記投射位置偏差とは、前記各矩形領域の境界線中で前記主走査方向に水平な境界線に当たる水平境界部と各ビームスポットの中心との距離に関する情報であることを特徴とする光ビーム走査装置。
IPC (3件):
G02B 26/10 ,  G02B 26/10 102 ,  H04N 1/113
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る