特許
J-GLOBAL ID:200903040791821891

1,2-及び1,3-プロパンジオールの同時製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-283177
公開番号(公開出願番号):特開平6-192147
出願日: 1993年11月12日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 グリセリンから1,2-及び1,3-プロパンジオールを同時に製造する新規方法を提供する。【構成】 該方法は、(a)グリセリンを脱水して、アクロレイン及びヒドロキシアセトンを含有する水溶液を形成し、(b)凝縮した生成物流中に含有されるアクロレインを水和化して3-ヒドロキシプロピオンアルデヒドにし、(c)反応水溶液中に含有される3-ヒドロキシプロピオンアルデヒド及びヒドロキシアセトンを接触水素添加して1,3-及び1,2-プロパンジオールを製造することよりなる。
請求項(抜粋):
グリセリンから1,2-及び1,3-プロパンジオールを同時に製造する方法において、反応工程が:(a)10〜40重量%のグリセリンを含有するグリセリン/水混合物を、気相中で、250〜340°Cで+2未満のH0値(ハメットの酸度関数)を有する酸性固体触媒を介して誘導し、ガス状の生成物流を凝縮して水溶液にすることにより、グリセリンを脱水して、アクロレイン及びヒドロキシアセトンを含有する水溶液を形成し、(b)工程(a)の凝縮した生成物流を常法で20〜120°Cで常用の酸性水和化触媒の存在下で処理することにより、凝縮した生成物流中に含有されるアクロレインを水和化して3-ヒドロキシプロピオンアルデヒドにし、次いで(c)工程(b)の反応水溶液から未反応のアクロレインを除去し、引続き常法で常用の水素添加触媒を使用して水素添加することにより、工程(b)の反応水溶液中に含有される3-ヒドロキシプロピオンアルデヒド及びヒドロキシアセトンを接触水素添加して1,3-及び1,2-プロパンジオールにする、ことよりなり、工程(c)の反応混合物を蒸留により分離することを特徴とする、1,2-及び1,3-プロパンジオールの同時製造方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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