特許
J-GLOBAL ID:200903040818813586
シャープネス強調方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-228164
公開番号(公開出願番号):特開平11-066299
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】粒状や量子化段差に対してシャープネス強調がかかることがないようにする。【解決手段】画像信号Sの周囲のm×n画素を抽出し、m×n画素データの中から最大値信号Smaxと最小値信号Sminを抽出した後、これらの差信号Sd(Sd=Smax-Smin)を計算する。差信号Sdが、閾値th1より小さい場合には、画像の平坦部、換言すれば、画像濃度の平坦部あるいは濃度変動の少ない部分であると判別して、強調係数hの値をh=0値に設定する。この場合、アンシャープマスキング信号h・k(S-U)が、ゼロ値とされるので、シャープネス強調信号S**は、S**=Sとされて、シャープネス強調のかからない信号が出力される。画像の平坦部にシャープネス強調をかけないことで、粒状や量子化段差にシャープネス強調がかからなくなる。
請求項(抜粋):
入力画像信号からアンシャープ信号を生成し、生成したアンシャープ信号と前記入力画像信号とからUSM信号を生成し、生成したUSM信号と前記入力画像信号とを合成してシャープネス強調処理後の画像信号を生成するシャープネス強調方法において、前記入力画像信号近傍の所定範囲内で最大値と最小値を抽出し、抽出した最大値と最小値とに基づいて画像濃度の平坦性を判別し、判別した平坦性に応じて前記USM信号の大きさを変化させて前記入力画像信号と合成し、シャープネス強調処理後の画像信号を生成するようにしたことを特徴とするシャープネス強調方法。
IPC (3件):
G06T 5/20
, G06T 7/00
, H04N 1/409
FI (3件):
G06F 15/68 405
, G06F 15/70 320
, H04N 1/40 101 D
引用特許: