特許
J-GLOBAL ID:200903040873234854

電気加熱式触媒装置用メタル担体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-278916
公開番号(公開出願番号):特開平8-131839
出願日: 1994年11月14日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 本発明はロール状のハニカム体を形成する平板材または波板材の少なくとも一方にAlを含むFe系ステンレスを用い、その表面に酸化Al被膜を生成させて安価かつ強固な電気絶縁層を有する電気加熱式触媒装置用メタル担体を提供する。【構成】 平板材1と波板材2とを重ねてロール状のハニカム体11を形成する。平板材1にはAlを含むFe系ステンレスFe-20Cr-5Alを使用し、酸化雰囲気炉で900〜1200°C、10分〜3時間加熱して表面に酸化Al被膜を生成させたものを用いる。ハニカム体の各層は平板材1に形成された電気絶縁層1a,1bによって電気的に絶縁されるので、ハニカム体の巻始めと巻終りの板材の端部にそれぞれ設けた導体接続部4,5に電圧を加えればハニカム体11は発熱体となる。この被膜はコストが安価であり、剥がれるおそれがなく、損傷した場合でも直ちに再生して修復される。
請求項(抜粋):
薄い金属板の平板材及び波板材を重畳してロール状に巻回して形成した多数の網目状通気路を備えたハニカム体であって、前記巻回した各層間が電気的に絶縁され、さらに前記平板材または波板材の少なくとも一方の板材の巻始め及び巻終りの各端部に電源と接続するための導体接続部を有する、電気加熱式触媒装置用メタル担体において、前記平板材または波板材を形成する少なくとも一方の金属板が、アルミニウムを含むフェライト系ステンレスからなり、かつ酸化雰囲気の中で加熱して形成された酸化アルミニウム被膜の電気絶縁層を有することを特徴とする、電気加熱式触媒装置用メタル担体。
IPC (5件):
B01J 35/02 ,  B01D 53/86 ,  B01J 32/00 ZAB ,  B01J 35/04 321 ,  F01N 3/28 301
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 排ガス浄化用メタル担体触媒
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-108295   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 排気ガス浄化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-191125   出願人:臼井国際産業株式会社
  • 特開平3-181337
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