特許
J-GLOBAL ID:200903040876275993

ガス拡散電極を使用する電解槽

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 浩之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-299563
公開番号(公開出願番号):特開平11-124698
出願日: 1997年10月16日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【目的】 従来技術では、反応効率に直結する反応ガスの円滑な供給及び生成物の円滑な取り出しという相反する操作を両者とも効率良く行なうことは不可能であった。本発明の目的は前記した相反する2種類の操作をそれぞれ円滑に行ない、高効率で目的生成物を電解生成できる電解槽を提供することである。【構成】 ゼロギャップ型の電解槽11のイオン交換膜12とガス拡散陰極17の間に親水性の液透過材16を設けることを特徴とするガス拡散電極を使用する電解槽。前記液透過材を通して生成する目的物を該液透過材の周縁方向に分散させ抜き出せるようにしたため、目的物の抜き出し方向と反応ガスの供給方向が対向することがなくなり、生成物量が増加しても反応ガスは該生成物に阻害されずに反応サイトに達することができる。
請求項(抜粋):
イオン交換膜により陽極室と陰極室に区画された該陰極室にガス拡散陰極を配置し、陽極室に陽極液を陰極室に酸素含有ガスをそれぞれ供給しながら電解する電解槽において、前記イオン交換膜とガス拡散陰極の間に親水性の液透過材を設けたことを特徴とするガス拡散電極を使用する電解槽。
引用特許:
出願人引用 (2件)

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