特許
J-GLOBAL ID:200903040877828880
粘性耐震壁およびその製作方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-320064
公開番号(公開出願番号):特開平11-152932
出願日: 1997年11月20日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 大減衰力の得られる粘性耐震壁の構成とその有効な製作方法を提供する。【解決手段】 鋼板13の間に粘性体シート14を挟み込み、その粘性体シートを介して鋼板どうしを貼り合わせる。粘性体シート中には鋼板の間の間隙を一定に保持するための球状等のスペーサ15を分散配置する。締結ボルト16により厚み方向に締め付けることで全体の厚みを拘束する。上記粘性耐震壁を製作するに際し、予め粘性体シートを形成しておき、それを鋼板の間に挟み込んで積層して鋼板どうしを貼り合わせる。粘性体シートにはスペーサを予め分散させた状態で混入しておく。鋼板と粘性体シートとをプレスにより圧着し、あるいは加熱により熱溶着する。締結ボルトにより厚み方向に締め付ける。
請求項(抜粋):
間隔をおいて積層した少なくとも一対の鋼板の間に粘性体を挟み込んだ構成とされ、建物の柱と梁とにより囲まれる空間に配置されて前記対の鋼板が上下の梁に対してそれぞれ固定されることにより、建物が変形した際に双方の鋼板が面内方向に相対変位して前記粘性体の粘性抵抗力により建物の変形を拘束しかつ振動エネルギーを吸収する構成の粘性耐震壁であって、シート状に形成した粘性体シートを前記対の鋼板の間に挟み込むことにより該粘性体シートを介して前記対の鋼板どうしを貼り合わせてなることを特徴とする粘性耐震壁。
引用特許:
審査官引用 (5件)
-
特開平1-097766
-
特開平2-049063
-
制振構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-089724
出願人:日本電気株式会社
全件表示
前のページに戻る