特許
J-GLOBAL ID:200903040913630979

DNAプローブのアレイ等の合成のためのフローセル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-536772
公開番号(公開出願番号):特表2003-514232
出願日: 2000年11月08日
公開日(公表日): 2003年04月15日
要約:
【要約】基板の活性表面上でのDNAプローブの合成の際に使用できるフローセルが、中央窓開口部及び基板を載せることができる位置合わせ表面を備えたベースを有している。活性領域を定める中央開口部を備えたガスケットが、基板の活性表面上に置かれ、このガスケットは、中央開口部から遠ざかって延びる入口及び出口延長開口部を有している。プレスブロックとガスケットの中央開口部の周囲壁と基板の活性表面との間の活性容積部を完全に密閉するためにプレスブロックをガスケットに当接させる。プレスブロックをガスケットに選択的に押し付けてこれを定位置に保持するためにプレスがベースに取り付けられる。プレスブロックに設けられたチャネルが、ガスケットの入口及び出口延長開口部まで延びていて、試薬が、ガスケットの厚さに制限され、かくして最小量に抑えることができる活性容積部に流入したり、これから流出したりすることができるようにしている。プレスは、プレスねじを有するのがよく、プレスねじを回すとこれがプレスブロックに当接してこれを定位置に保持したりプレスブロックをガスケットから離すことができ、それにより基板の迅速且つ容易な交換が可能になる。
請求項(抜粋):
DNAプローブのアレイ等の合成に用いることができる形式のフローセルであって、 (a)中央窓開口部及び活性表面を備えた基板を載せることができる位置合わせ表面を備えたベースを有し、 (b)ガスケットを有し、ガスケットはその材料によって包囲された活性領域を定める中央開口部、中央開口部から延びる入口延長開口部及びガスケットの中央開口部から延びる出口延長開口部とを有し、ガスケットは、ベースに載置される基板上に配置可能であり、 (c)ガスケットをベースに取り付けられた基板に押し付けるようガスケットに当接させることができる係合面を備えたプレスブロックを有し、 (d)ガスケットの開口部の周囲と基板の活性表面とプレスブロックの係合面とによって構成される密閉容積部を形成するようプレスブロック、ガスケット及び基板を一緒にベースに押し付ける手段を有し、プレスブロックに設けられた入口チャネルが、その外面からガスケットの入口延長開口部と連通した位置まで延び、プレスブロックに設けられた出口チャネルが、ガスケットの出口延長開口部と連通した位置からプレスブロックの外面まで延びることを特徴とするフローセル。
IPC (4件):
G01N 33/53 ,  G01N 33/483 ,  G01N 37/00 102 ,  C12N 15/09
FI (5件):
G01N 33/53 M ,  G01N 33/483 C ,  G01N 33/483 F ,  G01N 37/00 102 ,  C12N 15/00 F
Fターム (16件):
2G045BA13 ,  2G045BB03 ,  2G045BB24 ,  2G045BB35 ,  2G045CB21 ,  2G045DA12 ,  2G045DA13 ,  2G045FA19 ,  2G045FB05 ,  2G045FB07 ,  2G045FB12 ,  2G045GC15 ,  2G045JA01 ,  4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024HA12
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る