特許
J-GLOBAL ID:200903040942335455

エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-301789
公開番号(公開出願番号):特開平11-129859
出願日: 1997年11月04日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】格別の膨張規制手段を設けることなくエアバッグの膨張速度を適正に調節し、乗員への衝接時の強い衝撃を緩和すると共に、膨張後期においては積極的に排気がなされ、乗員の過剰な圧迫を回避できるエアバッグ装置を提供する。【解決手段】エアバッグ装置(1) の前記エアバッグ(4) は初期膨張部(4h)を蛇腹状に折り畳み、後期膨張部(4i)をその上方のエアバッグカバー(6) のヒンジ部(6d)から裂断予定線(6c)にかけて延在させてケース体(5) に収容される。前記後期膨張部(4i)の前端縁に形成されたベントホール(4g)は、前記エアバッグ装置(1) の作動初期において、前記初期膨張部(4h)の膨張により前記エアバッグカバー(6) との間で閉塞シールされる。エアバッグカバー(6) の開裂後は閉塞が解かれ、前記ベントホール(4g)からは内部のガスが排出されるため、乗員に対して強い衝撃をもって衝接することがなく、過度の圧迫を加えることもない。
請求項(抜粋):
ガスを噴出するインフレータと、同インフレータから噴出するガスを導入するガス導入口を有するエアバッグと、前記インフレータ及び前記エアバッグを収容するケース体と、同ケース体を閉塞するエアバッグカバーとを備えてなるエアバッグ装置において、前記エアバッグは前記エアバッグ装置の作動初期に膨張する初期膨張部と、同装置の作動後期に膨張する後期膨張部とを備え、前記ケース体に前記エアバッグが折り畳まれて収容されてなり、前記後期膨張部にベントホールを有し、前記ケース体にエアバッグを収容するにあたり、前記ベントホールを折り畳まれた前記初期膨張部と前記エアバッグカバーとの間に配してなることを特徴とするエアバッグ装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-076345   出願人:本田技研工業株式会社
  • エアバッグ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-239366   出願人:タカタ株式会社

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