特許
J-GLOBAL ID:200903040961589476

エレベータの制御装置、エレベータの群制御装置およびエレベータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西教 圭一郎 ,  杉山 毅至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-119689
公開番号(公開出願番号):特開2008-150208
出願日: 2007年04月27日
公開日(公表日): 2008年07月03日
要約:
【課題】 行先階入力手段によって入力される行先階呼びに基づいて、応答順序を決定し、平均サービス完了時間を短くすることができるエレベータの制御装置、エレベータの群制御装置、およびエレベータシステムを提供する。【解決手段】 エレベータ1の制御装置3では、乗客の行先階を入力する行先階入力部5を含み、制御部11は、各行先階入力部5によって入力された複数の行先階呼びを6つのグループに分割し、エレベータの位置と方向とに基づいて応答順序を決定する【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の階床間を就役する1機のエレベータを制御するエレベータの制御装置であって、 各階床毎に設けられ、乗客の行先階を入力する行先階入力手段と、 前記各行先階入力手段によって入力された行先階呼びに基づいて、行先階呼びの出発階床と行先階床と応答状態とを相互に関連して記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶される未応答の複数の行先階呼びに対する応答順序を決定する制御手段であって、 未応答の複数の行先階呼びを、出発階床と行先階床とが予め定める分割階床より下方の下方階床であり、行先方向が上方である第1グループと、 出発階床が下方階床であり、行先方向が下方である第2グループと、 出発階床が下方階床であり、行先階床が分割階床以上の上方階床である第3グループと、 出発階床が上方階床であり、行先方向が上方である第4グループと、 出発階床と行先階床とが上方階床であり、行先方向が下方である第5グループと、 出発階床が上方階床であり、行先方向が下方階床である第6グループとに分割し、 下方階床における上昇運転では、第1グループの未応答の行先階呼びの出発階床と、第1グループの応答中の行先階呼びの行先階床と、第2グループの未応答の行先階呼びの出発階床とに昇順に停止するように応答し、 下方階床における下降運転では、第6グループの応答中の行先階呼びの行先階床と、第1グループの未応答の行先階呼びの出発階床と、第2グループの未応答の行先階呼びの出発階床と、第2グループの応答中の行先階呼びの行先階床とに降順に停止するように応答し、 下方階床における運転中、第1グループと第2グループとの行先階呼びが無い場合、第3グループの未応答の行先階呼びの出発階床に停止するように応答し、 上方階床における上昇運転では、第4グループの未応答の行先階呼びの出発階床と、第4グループの応答中の行先階呼びの行先階床と、第5グループの未応答の行先階呼びの出発階床と、第3グループの応答中の行先階呼びの行先階床とに昇順に停止するように応答し、 上方階床における下降運転では、第5グループの未応答の行先階呼びの出発階床と、第4グループの未応答の行先階呼びの出発階床と、第5グループの応答中の行先階呼びの行先階床とに降順に停止するように応答し、 上方階床における運転中、第4グループと第5グループとの行先階呼びが無い場合、第6グループの未応答の行先階呼びの出発階床に停止するように応答する制御手段とを含むことを特徴とするエレベータの制御装置。
IPC (3件):
B66B 1/16 ,  B66B 1/18 ,  B66B 1/20
FI (6件):
B66B1/16 K ,  B66B1/18 K ,  B66B1/18 P ,  B66B1/20 K ,  B66B1/20 P ,  B66B1/18 T
Fターム (9件):
3F002BA01 ,  3F002BA05 ,  3F002BB10 ,  3F002CA03 ,  3F002CA10 ,  3F002DA01 ,  3F002FA01 ,  3F002FA03 ,  3F002FA04
引用特許:
出願人引用 (10件)
  • 特開平2-163274号公報
  • エレベーターの群管理制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-261648   出願人:株式会社東芝
  • 特開平1-92181号公報
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審査官引用 (4件)
  • 特開平4-055271
  • 特開平4-243778
  • エレベータ運行制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-149325   出願人:東芝エフエーシステムエンジニアリング株式会社, 株式会社東芝
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