特許
J-GLOBAL ID:200903040966306901

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綾田 正道 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-302546
公開番号(公開出願番号):特開2003-106114
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2003年04月09日
要約:
【要約】【課題】 ハウジングのカムシャフト側に挿通孔を形成するとともに、ロック用穴およびロック穴部材を配置させた構造の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、ロック用穴にロック穴部材を圧入させたときに挿通孔の内周とこれに挿通される回転軸部とが干渉する変形を生じさせない内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供すること。【解決手段】 カムシャフトと一体的に固定されるベーンロータがハウジングに収容され、このハウジングのカムシャフト側の側部に軸受孔31が形成されているとともに、その外側にロック用穴3hが形成され、このロック用穴3hに、ハウジングよりも高硬度のロック穴部材92が嵌合される構造の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、軸受孔31の内周に、ロック用穴3hと軸受孔31との間に位置する部位Bの内周方向への変形を許容する逃がし溝31sを形成した。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から回転が伝達される回転伝達部材が一体に設けられているとともに、回転軸心部のカムシャフト側の側部に挿通孔を有するハウジングと、このハウジング内に収容され、径方向に突出するベーンを有するとともに、前記挿通孔を通じて、カムシャフトと一体的に固定されるベーンロータと、このベーンロータとカムシャフトとの一方に設けられて、前記挿通孔の内周に対向して挿通孔と相対回転する回転軸部と、前記ハウジング内を前記ベーンロータによって画成することで形成される少なくとも一対の進角室および遅角室と、前記進角室と遅角室への作動液の供給および排出を行う流体給排手段と、前記ベーンロータに設けられ、回転軸と平行に摺動可能なロック部材と、前記ハウジングの挿通孔の外径方向に形成されたロック用穴に圧入固定され、前記ロック部材を収容して周方向に係合可能な係合穴を有し、ハウジングよりも高硬度材料で形成されたロック穴部材と、前記ロック部材を内燃機関の運転状態に応じて係脱可能な解除手段と、を備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記挿通孔内周と回転軸部の外周との少なくとも一方に、前記ロック用穴と挿通孔との間に位置する部位の内周方向への変形を許容する逃がし溝を形成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Fターム (19件):
3G018AB02 ,  3G018BA09 ,  3G018BA33 ,  3G018BA36 ,  3G018CA20 ,  3G018DA51 ,  3G018DA53 ,  3G018DA63 ,  3G018DA73 ,  3G018DA74 ,  3G018DA83 ,  3G018DA85 ,  3G018EA21 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018FA16 ,  3G018GA02 ,  3G018GA23 ,  3G018GA27
引用特許:
審査官引用 (4件)
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