特許
J-GLOBAL ID:200903040978403481

プレキャスト工法による変断面塔状構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和泉 久志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-097127
公開番号(公開出願番号):特開2008-255602
出願日: 2007年04月03日
公開日(公表日): 2008年10月23日
要約:
【課題】風力発電タワー等の変断面塔状構造物において、開口部が形成される筒状体部分を含めて、構造物全体をプレキャスト工法で構築する。【解決手段】最下段のブロックB0において、境界部プレキャスト筒状体17よりも下側に開口部18を有し、かつ該開口部18より周方向に所定範囲に亘って内周面側に増厚された増厚部19を備えた開口部付きプレキャスト塔状体16が配置され、基礎12側から延長されるPC鋼材14を前記境界部プレキャスト筒状体17の上面外周部に定着させ、上段側プレキャスト筒状体5側に延長されるPC鋼材の内、前記増厚部19に対応するPC鋼材14Aについては基礎12側に定着部を有し、前記増厚部19を挿通させて上段側プレキャスト筒状体5側に延長し、前記増厚部19以外に配置されるアンボンドPC鋼材28については前記境界部プレキャスト筒状体17の下面内周部に定着し、上段側プレキャスト筒状体5側に延長させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コンクリート製のプレキャスト筒状体を高さ方向に複数積み上げ、各プレキャスト筒状体をPC鋼材により緊結し一体化を図った塔状構造物において、 前記塔状構造物を高さ方向に、1又は複数のプレキャスト筒状体毎にブロック分けし、各ブロック内では部材軸方向に同外径断面のプレキャスト筒状体を使用する条件の下で前記プレキャスト筒状体を積み上げ、高さ方向に段階的に外径寸法が縮小される変断面形状とするとともに、ブロック分けされた各境界部に、下段側プレキャスト筒状体とほぼ同じ外径寸法を有するとともに、上段側プレキャスト筒状体とほぼ同じ内径寸法を有する境界部プレキャスト筒状体を介在させ、 最下段のブロック以外では、下段側プレキャスト筒状体側から延長されるPC鋼材を前記境界部プレキャスト筒状体の上面外周部に定着させるとともに、上段側プレキャスト筒状体側に延長されるPC鋼材を前記境界部プレキャスト筒状体の下面内周部に定着させ、 最下段のブロックにおいて、前記境界部プレキャスト筒状体よりも下側に、周面の一部に開口部を有するとともに、この開口部より周方向に所定範囲に亘って他の部分よりも内周面側に増厚された増厚部を備えた1又は複数の開口部付きプレキャスト塔状体が配置され、基礎側から延長されるPC鋼材を前記境界部プレキャスト筒状体の上面外周部に定着させるとともに、上段側プレキャスト筒状体側に延長されるPC鋼材の内、前記増厚部に対応するPC鋼材については基礎側に定着部を有し、前記増厚部を挿通させて上段側プレキャスト筒状体側に延長し、前記増厚部以外に配置されるPC鋼材については前記境界部プレキャスト筒状体の下面内周部に定着し、上段側プレキャスト筒状体側に延長したことを特徴とするプレキャスト工法による変断面塔状構造物。
IPC (1件):
E04H 12/16
FI (1件):
E04H12/16
引用特許:
出願人引用 (4件)
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