特許
J-GLOBAL ID:200903040978878366

適合した多数の染料を用いる差の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-515977
公開番号(公開出願番号):特表2003-506718
出願日: 2000年08月09日
公開日(公表日): 2003年02月18日
要約:
【要約】二つ又はそれ以上の、翻訳後修飾を保有するタンパク質及びペプチドを含む、タンパク質の試料の差を検出するための方法及びキットが提供される。タンパク質は、例えば比較される細胞試料又は体液試料のそれぞれの異なった群から調製される。それぞれのタンパク質抽出物は、染料の適合セットからの発光性染料の異なった一つで標識される。適合染料は、一般的に同様なイオン及びpH特性を有するが、しかし異なった波長の光を放出して、発光検出において異なった色を示す。標識されたタンパク質抽出物は、いっしょに混合され、そして電気泳動又はクロマトグラフ法によっていっしょに分離される。分離は、一つの試料に独特であるか、又は一つの試料に、他の試料より大きい比で存在するタンパク質を検出することで観察される。これらの独特の又は過剰のタンパク質は、使用された染料の一つの色の発光を発するものである。それぞれの試料に共通なタンパク質は、いっしょに移動し、そして同じ発光を発する。
請求項(抜粋):
少なくとも二つの異なった細胞試料間のタンパク質組成を比較する方法であって: (a)前記少なくとも二つの細胞試料のそれぞれから得られるタンパク質の抽出物を調製し; (b)前記タンパク質の抽出物中のタンパク質と共有結合することが可能な染料から選択される適合発光染料のセットを用意し、このとき前記セット中のそれぞれの染料は、 (1)前記共有結合において、タンパク質の全体の正味電荷を維持するものである正味電荷を有し、そして前記染料のいずれか一つで標識されたタンパク質の相対的な移動が、前記セット中のもう一つの染料で標識された前記タンパク質の相対的移動と同様であるイオン及びpH特性を有し、 (2)前記セット中の残りの染料の放出発光とは充分に異なる波長で発光を放出して、検出可能な異なった光信号を与え; (c)工程(a)のタンパク質のそれぞれの抽出物を、工程(b)の前記セットの異なった染料と反応させて、染料標識タンパク質を得て; (d)それぞれの前記染料標識タンパク質を混合して、異なった染料標識タンパク質の単一の混合物を形成し; (e)前記混合物中の対象とする染料標識タンパク質を分離し;そして (f)発光検出によって対象とする異なった染料標識タンパク質間の発光強度の差を検出すること;を含む、前記方法。
IPC (8件):
G01N 33/68 ,  C12Q 1/02 ,  G01N 21/78 ,  G01N 27/447 ,  G01N 30/88 ,  G01N 33/483 ,  G01N 33/50 ,  G01N 33/58
FI (11件):
G01N 33/68 ,  C12Q 1/02 ,  G01N 21/78 C ,  G01N 30/88 J ,  G01N 33/483 F ,  G01N 33/50 U ,  G01N 33/58 Z ,  G01N 27/26 315 K ,  G01N 27/26 331 E ,  G01N 27/26 335 Z ,  G01N 27/26 331 F
Fターム (23件):
2G045DA36 ,  2G045DA44 ,  2G045FA11 ,  2G045FA16 ,  2G045FB05 ,  2G045FB06 ,  2G045FB07 ,  2G045FB13 ,  2G045GC15 ,  2G054AA06 ,  2G054CA23 ,  2G054CE02 ,  2G054EA01 ,  4B063QA05 ,  4B063QQ06 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ79 ,  4B063QR66 ,  4B063QS03 ,  4B063QS16 ,  4B063QS17 ,  4B063QX02 ,  4B063QX10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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