特許
J-GLOBAL ID:200903041051830915
内燃機関の排気浄化方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-215737
公開番号(公開出願番号):特開平10-061426
出願日: 1996年08月15日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関始動時に排出されるHCを高効率で浄化可能な簡易な構成の排気浄化装置を提供する。【解決手段】 内燃機関1の排気通路3に、低温時に排気中のHCを吸着し、高温時に吸収したHCを放出するHC吸着材5と、排気浄化触媒7を配置する。排気浄化触媒7は、排気空燃比がリーンのときに排気中の酸素を吸収し、排気空燃比がリッチのときに吸収した酸素を放出する酸素貯蔵機能を有する。機関制御回路30は、機関始動完了後直ちに機関をリーン空燃比で運転する。始動時に排出されたHCは一時的に上流側のHC吸着材に吸着される。また、排気浄化触媒7はHC吸着材から吸着したHCが放出される前にリーン空燃比排気中の酸素を吸収する。このため、HC吸着材からHC放出が放出される時には排気浄化触媒から十分な量の酸素が放出され、高濃度のHCが排気浄化触媒上で浄化される。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に配置した、流入する排気温度が所定値以下のときに排気中の未燃炭化水素成分を吸着し、流入する排気温度が所定値より高いときに吸着した未燃炭化水素成分を放出するHC吸着手段に内燃機関始動時の低温排気中に含まれる未燃炭化水素成分を吸着させ、機関始動後の排気温度上昇により前記HC吸着手段から吸着した未燃炭化水素が放出される前に、流入する排気の空燃比が理論空燃比以上のときに排気中の酸素を吸収し、流入する排気の空燃比が理論空燃比より低いときに吸収した酸素を放出する酸素貯蔵機能を有する排気浄化触媒に排気中の酸素を吸収させ、機関始動後の排気温度上昇により前記HC吸着手段から吸着した未燃炭化水素が放出されたときに、放出された未燃炭化水素を含む排気を前記排気浄化触媒に接触させることにより、前記排気浄化触媒から吸収した酸素を放出させるとともに、該放出された酸素と排気中の未燃炭化水素とを前記排気浄化触媒上で反応させて排気中の未燃炭化水素を浄化する排気浄化方法。
IPC (5件):
F01N 3/08 ZAB
, F01N 3/10 ZAB
, F01N 3/20 ZAB
, F01N 3/24 ZAB
, F02D 41/02 330
FI (5件):
F01N 3/08 ZAB A
, F01N 3/10 ZAB A
, F01N 3/20 ZAB D
, F01N 3/24 ZAB E
, F02D 41/02 330 H
引用特許:
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