特許
J-GLOBAL ID:200903041194393060

放射線検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-282307
公開番号(公開出願番号):特開2004-301818
出願日: 2003年07月30日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
【課題】 エネルギー検出精度を低下させることなく、不感時間を短くすることができるマイクロカロリメータ型放射線検出器を提供する。 【解決手段】 放射線吸収体21とヒートシンク24とを超伝導体23により熱的に接続する。放射線の入射により、放射線吸収体21の温度Tが上昇してピーク温度Tmaxに達した時、放射線吸収体21を冷却する。この冷却は、コイル25から超伝導体23に磁場を印加することにより、超伝導体23を超伝導状態から常伝導状態に転移させて超伝導体23の熱伝導率を高くし、放射線吸収体21からヒートシンク24に熱を流出させることにより行う。これにより、放射線の入射エネルギーに対応するピーク温度Tmaxを低下させることがなく、且つ、次の放射線入射を検出することができる温度まで放射線吸収体21を短時間で冷却することができるため、不感時間を短くすることができる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
a)検出対象である放射線を吸収する放射線吸収体と、 b)前記放射線吸収体の温度変化を測定して、該温度変化に対応した信号を出力する温度センサと、 c)前記温度センサからの信号を受け、前記放射線吸収体の温度がピークに達した時に冷却開始信号を出力し、前記放射線吸収体の温度が所定の温度に下がった時又は放射線吸収体の温度がピークに達してから所定の時間が経過した時に冷却終了信号を出力する制御手段と、 d)前記冷却開始信号に応じて前記放射線吸収体の冷却を開始し、前記冷却終了信号に応じて前記冷却を終了する冷却手段と、 を備えることを特徴とする放射線検出器。
IPC (1件):
G01T1/24
FI (1件):
G01T1/24
Fターム (6件):
2G088FF03 ,  2G088FF15 ,  2G088GG21 ,  2G088GG22 ,  2G088GG23 ,  2G088JJ09
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許第5641961号明細書(FIG. 4)
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る