特許
J-GLOBAL ID:200903041205316314

電力デマンド制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 北村 修一郎 ,  東 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-093787
公開番号(公開出願番号):特開2009-247188
出願日: 2008年03月31日
公開日(公表日): 2009年10月22日
要約:
【課題】自然エネルギ発電装置を用いた受電電力の削減を適切に行える電力デマンド制御システムを提供する。【解決手段】自然エネルギ発電装置5の発電電力により、受電者のデマンドの制御を可能とする電力デマンド制御システム100であって、デマンド導出期間における予測不足電力をなくすための、複数のデマンド調整手段10を用いた複数種のデマンド調整の実施計画を、複数種のデマンド調整の優先実施順序が規定された計画用実施順序決定規則に従って作成し、受電電力測定手段3によって測定されるデマンド導出期間の実際の受電電力を参照して、デマンド導出期間のデマンドを目標デマンド以下にするために実施するデマンド調整を、計画用実施順序決定規則とは別の当日用実施順序決定規則に従って複数種のデマンド調整から選択してデマンド調整指示を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電力負荷装置と、前記電力負荷装置に、気象条件に応じて発電される電力を供給可能な自然エネルギ発電装置とを有する受電者が、前記自然エネルギ発電装置の発電電力により、デマンド導出期間に電気事業者から供給を受ける受電電力であるデマンドの制御を可能とする電力デマンド制御システムであって、 前記電力負荷装置に電力を供給可能な電源設備と、 前記受電者の、過去の需要電力に関する情報を記憶する需要電力情報データベースと、 前記受電者のデマンド調整を実施可能な複数のデマンド調整手段と、 気象情報を記憶する気象情報データベースと、 前記需要電力情報データベースに記憶されている情報に基づいて、前記受電者の、前記デマンド導出期間の予測需要電力を導出する需要電力予測手段と、 前記気象情報データベースに記憶されている情報に基づいて、前記自然エネルギ発電装置において、理想とする気象条件の下で発電が行われた場合の前記デマンド導出期間の理想第1発電電力と、自然エネルギ発電装置において、予測される気象条件の下で発電が行われた場合の前記デマンド導出期間の予測第1発電電力とを導出する発電電力予測手段と、 前記予測需要電力から、前記理想第1発電電力と前記電源設備において前記デマンド導出期間に発電される第2発電電力とを合計した合計予測発電電力を減算して導出される、前記デマンド導出期間の予測受電電力である予測デマンドが目標デマンドとなるように、前記電源設備の前記デマンド導出期間の運転計画を作成する運転計画作成手段と、 前記運転計画に従って前記電源設備を運転させた場合に前記デマンド導出期間において発生する予測不足電力を、前記理想第1発電電力から前記予測第1発電電力を減算して導出する不足電力予測手段と、 前記デマンド導出期間における前記予測不足電力をなくすための、前記複数のデマンド調整手段を用いたデマンド調整の実施計画を、前記複数種のデマンド調整の優先実施順序が規定された計画用実施順序決定規則に従って作成する実施計画作成手段と、 前記デマンド導出期間の前記受電者による実際の受電電力を測定する受電電力測定手段と、 前記受電電力測定手段によって測定される前記デマンド導出期間の前記実際の受電電力を参照して、前記デマンド導出期間の前記デマンドを前記目標デマンド以下にするために実施するデマンド調整を、前記複数種のデマンド調整の優先実施順序が規定された、前記計画用実施順序決定規則とは別の当日用実施順序決定規則に従って前記複数種のデマンド調整のうちから選択して、デマンド調整指示を行うデマンド調整指示手段と、を備える電力デマンド制御システム。
IPC (2件):
H02J 3/00 ,  H02J 3/38
FI (2件):
H02J3/00 B ,  H02J3/38 E
Fターム (5件):
5G066AA02 ,  5G066AE01 ,  5G066AE05 ,  5G066HA15 ,  5G066HB02
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る