特許
J-GLOBAL ID:200903041303009071

放射性物質の解析プロセスおよび解析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 園田 吉隆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-611110
公開番号(公開出願番号):特表2002-541491
出願日: 2000年04月05日
公開日(公表日): 2002年12月03日
要約:
【要約】この発明によれば、物体(2)、特に、核分裂同位元素および/または親同位元素を含む放射性廃棄物パッケージが、一連の最初の高速中性子パルスから生ずる熱中性子、エピサーマル中性子および高速中性子によって物体を照射することにより解析される。各パルス後に物体から発せられる即発および遅発中性子が測定され、これらの信号が蓄積され、熱核分裂から生ずる即発中性子の寄与率Spおよび熱、エピサーマルおよび高速核分裂から生ずる遅発中性子の寄与率Srが、全ての信号の合計から決定される。各同位元素の量は、寄与率Sp,Srおよび同位元素の量についての追加の情報を使用して決定される。
請求項(抜粋):
MおよびNを、少なくとも1に等しい整数として、M個の核分裂同位元素を含む核分裂性物質、または、N個の親同位元素を含む親物質、または、その両方を含む放射性廃棄物パッケージのような物体(2)を解析するためのプロセスであって、 - 前記物体が、熱中性子、エピサーマル中性子および高速中性子から構成される中性子束によって照射され、最初の一連の高速中性子のパルスから、核分裂性物質において核分裂を生じさせる熱中性子と、核分裂性物質および親物質において核分裂を生じさせるエピサーマル中性子および高速中性子とを生じ、 - 各パルス後に物体により発せられる即発および遅発中性子信号が測定され、かつ、これらの信号が、最後のパルス後に全ての信号の合計を得るために蓄積され、 - この合計が、熱核分裂反応により生じた即発中性子の寄与率Spおよび熱、エピサーマルおよび高速核分裂反応により生じた遅発中性子の寄与率Srを決定するために使用され、 - 前記寄与率Sp,Srが、キャリブレーションによって予め決定された係数を用いて、M+N個の同位元素の量の一次結合として表現され、 - 前記M+N個の各同位元素の量が、このように表現された寄与率Sp,SrおよびM+N個の同位元素の量についての情報の少なくともM+N-2個の追加の項目から決定されることを特徴とするプロセス。
IPC (4件):
G01T 1/167 ,  G21C 17/00 ,  G21C 17/07 ,  G21F 9/36 511
FI (4件):
G01T 1/167 C ,  G21F 9/36 511 P ,  G21C 17/00 D ,  G21C 17/06 N
Fターム (15件):
2G075AA01 ,  2G075AA18 ,  2G075CA38 ,  2G075CA48 ,  2G075DA07 ,  2G075DA08 ,  2G075FA05 ,  2G075FA19 ,  2G075FC06 ,  2G075GA36 ,  2G088EE23 ,  2G088EE25 ,  2G088FF09 ,  2G088HH08 ,  2G088JJ29
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (10件)
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