特許
J-GLOBAL ID：200903041313297342
配電線電圧・位相調整器
発明者：
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出願人/特許権者：
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代理人 (1件)：
松本 英俊
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-286754
公開番号（公開出願番号）：特開2000-116004
出願日： 1998年10月08日
公開日（公表日）： 2000年04月21日
要約：
【要約】【課題】配電線電圧を検出する電圧検出部で生じる電圧検出信号の遅れにより、線路電圧が目標値からずれるのを防止した配電線電圧・位相調整器を提供する。【解決手段】電圧検出部3から得られる電圧検出信号Sa ́を用いて電圧調整を行った場合の調整点電圧Vbを補正前調整点電圧として該補正前調整点電圧の大きさを演算する。この補正前調整点電圧の大きさと目標電圧の大きさとの差を誤差分とし、この誤差分だけ目標電圧の大きさを補正して補正目標電圧を求める。この補正目標電圧と電圧検出信号Sa ́に対応する遅延検出点電圧とのベクトル差を調整電圧Vcとして求めて、この調整電圧を発生させるように電力変換装置6を制御する。
請求項（抜粋）：
制御信号に応じて大きさ及び位相が変化する電圧を発生する電力変換装置と、前記電力変換装置の出力が入力される一次巻線及び配電線の途中に設定された検出点と該検出点よりも負荷側に設定された調整点との間に位置させた状態で前記配電線に直列に接続された二次巻線を有する直列変圧器と、前記検出点の線路電圧である検出点電圧(Va)を検出して電圧検出信号(Sa)を出力する電圧検出回路と、前記電圧検出信号から高調波成分及びノイズを除去して前記検出点電圧に対して遅れ位相角(α)を有する遅延電圧検出信号(Sa ́)を出力するローパスフィルタと、前記調整点における目標電圧(VB)を与える目標指令信号(SB)を発生する目標指令信号発生部と、前記遅延電圧検出信号(Sa ́)と前記目標指令信号(SB)とを入力として、前記調整点における線路電圧である調整点電圧(Vb)を前記目標電圧に一致させるために前記検出点電圧(Va)に重畳される調整電圧(Vc)を前記直列変圧器の二次巻線に誘起させるように前記電力変換装置を制御する電力変換装置制御部とを備えた配電線電圧・位相調整器において、前記電力変換装置制御部は、前記目標指令信号(SB)により与えられる目標電圧(VB)の大きさ(B)及び該目標電圧の前記検出点電圧(Va)に対する目標位相角(θ)と、前記遅れ位相角(α)と、前記検出点電圧(Va)の大きさ(a)とを用いて、前記調整電圧(Vc)を発生させた場合の前記調整点電圧を補正前調整点電圧(Vb ́)として該補正前調整点電圧(Vb ́)の大きさ(b ́)を演算する補正前調整点電圧演算手段と、前記補正前調整点電圧(Vb ́)の大きさ(b ́)と前記目標電圧(VB)の大きさ(B)との差(B-b ́)を演算して目標電圧の大きさの誤差分(ΔB=B-b ́)を求める目標電圧誤差分演算手段と、前記目標電圧の位相が前記検出点電圧に対して進み位相であるときには前記目標電圧の誤差分(ΔB)を前記目標電圧(VB)の大きさ(B)から減じて補正目標電圧値(B ́=B-ΔB)を演算し、前記目標電圧の位相が前記検出点電圧に対して遅れ位相であるときには前記誤差分(ΔB)を前記目標電圧の大きさ(B)に加えて補正目標電圧値(B ́=B+ΔB)を演算して、大きさが前記補正目標電圧値(B ́)に等しく、位相角が前記目標位相角(θ)に等しい補正目標電圧(VB ́)を求める補正目標電圧演算手段と、前記補正目標電圧(VB ́)と前記遅延電圧検出信号(Sa ́)に対応する遅延検出点電圧(Va ́)とのベクトル差に相当する電圧を前記調整電圧(Vc)として求める調整電圧演算手段と、前記直列変圧器の二次巻線に前記調整電圧(Vc)を誘起させるべく前記電力変換装置に制御信号を与える制御信号発生部とを具備したことを特徴とする配電線電圧・位相調整器。
IPC (4件)：
H02J 3/12
, G05F 1/00
, G05F 1/10 301
, G05F 1/24
H02J 3/12
, G05F 1/00 C
, G05F 1/10 301 A
, G05F 1/24 A
5G066DA07
, 5H410BB04
, 5H410BB10
, 5H410CC03
, 5H410DD03
, 5H410EA16
, 5H410EB25
, 5H410EB38
, 5H410FF03
, 5H410FF24
, 5H420BB12
, 5H420CC04
, 5H420DD03
, 5H420EA29
, 5H420EB26
, 5H420EB38
, 5H420FF03
, 5H420FF24
