特許
J-GLOBAL ID:200903051846391389

配電線電圧及び無効電力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-193319
公開番号(公開出願番号):特開平10-042467
出願日: 1996年07月23日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】電圧調整と無効電力の調整とを同時に行うことができる配電線電圧及び無効電力調整装置を提供する。【解決手段】配電線1の途中に設定した検出点aに電圧センサ2及び電流センサ3を設けるとともに、検出点の電圧を並列変圧器4に入力する。検出点aと検出点よりも負荷側に設定した調整点bとの間に直列変圧器6の二次巻線6sを接続する。並列変圧器4の出力電圧を調整用電圧Vph ́に変換する電力変換装置5を設け、調整用電圧Vph ́を直列変圧器6の一次巻線6pに与えることにより、直列変圧器の二次巻線6sから配電線に補償電圧Vphを注入する。補償電圧Vphの大きさと位相角とを、調整点bの電圧を目標値に保ち、かつ無効電力を最小にするために必要な値にするように、電力変換装置5を制御する。
請求項(抜粋):
配電線の途中に設定された検出点で相電圧Vr 及び該検出点を通過する通過電流I1 をそれぞれ検出する電圧センサ及び電流センサと、前記検出点の相電圧Vr が一次側に入力された並列変圧器と、前記並列変圧器の出力を入力として大きさ及び位相が可変の調整用電圧を発生する電力変換装置と、前記調整用電圧が入力された一次巻線と、前記検出点と該検出点よりも負荷側に設定された調整点との間に位置させた状態で前記配電線に直列に接続された二次巻線とを有して、前記検出点の相電圧Vr に対して位相角θphを有する補償電圧Vphを前記二次巻線を通して検出点の相電圧Vr に重畳する直列変圧器と、前記調整点での相電圧を目標値に一致させ、かつ配電線で消費される無効電力を最小にするために必要な前記補償電圧Vphの大きさと該補償電圧の検出点の相電圧Vr に対する位相角θphとを演算して、演算された大きさと位相角とを有する補償電圧Vphを得るために必要な調整用電圧を前記電力変換装置から出力させるように前記電力変換装置を制御する制御装置とを具備したことを特徴とする配電線電圧及び無効電力調整装置。
IPC (6件):
H02J 3/18 ,  G01R 19/06 ,  G05F 1/12 ,  G05F 1/70 ,  H02J 3/12 ,  H02M 7/48
FI (6件):
H02J 3/18 D ,  G01R 19/06 ,  G05F 1/12 ,  G05F 1/70 L ,  H02J 3/12 ,  H02M 7/48 R
引用特許:
審査官引用 (4件)
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