特許
J-GLOBAL ID:200903041316858493

車両用現在位置検出装置、車両用現在位置表示装置、ナビゲーション装置および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-269831
公開番号(公開出願番号):特開2000-097713
出願日: 1998年09月24日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】車速センサからのパルス情報がある程度精度が悪いものであっても、それに基づいて精度の高い移動距離を算出し、現在位置を検出精度を向上させる。【解決手段】車両減速時には、車速パルスが出力されない車速Vmin 未満の低速走行状態における加速度(つまり減速度)が、車速Vmin 未満になる直前の加速度に等しいと仮定する。図中に斜線で示す領域の面積が「減速時の推定走行距離Distdown」となる。同様に、車両加速時にも、車速パルスが出力されない車速Vmin 未満の低速走行状態における加速度は、車速Vmin 以上になった直後の加速度に等しいと仮定し、図中に斜線で示す領域の面積が「加速時の推定走行距離Distup」となる。したがって、これら減速時及び加速時の推定走行距離Distdown及びDistupを、車速パルスに基づいて算出した走行距離Distに加算すれば、車速パルス抜け期間の移動距離も加味したものとなる。
請求項(抜粋):
車両の方位変化量に応じた信号を出力する方位センサと、車両の走行速度に応じた間隔でパルス信号を出力する車速センサと、前記方位センサの出力値に基づいて算出される方位変化量及び前記車速センサの出力値に基づいて算出される移動距離を用いて推測航法演算を行い、車両の現在位置を算出する現在位置算出手段と、を備える車両用現在位置検出装置において、前記現在位置算出手段は、車両が走行しているにもかかわらず前記車速センサからパルス信号が出力されない状況(車速パルス抜け)が生じた場合、前記車速センサの出力値に基づいて算出した移動距離に、前記車速パルス抜けが生じた期間中に車両が走行したと推定される距離を加算して補正し、その補正移動距離を用いて前記推測航法演算を行うこと、を特徴とする車両用現在位置検出装置。
Fターム (8件):
2F029AA02 ,  2F029AB01 ,  2F029AB07 ,  2F029AB09 ,  2F029AC13 ,  2F029AC14 ,  2F029AC16 ,  2F029AD01
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-286708
  • 特開昭57-200079
  • ロケータ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-101667   出願人:三菱電機株式会社
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