特許
J-GLOBAL ID:200903041322138761

カラー写真感光材料およびカラー画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-091945
公開番号(公開出願番号):特開平8-160581
出願日: 1995年03月27日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 迅速処理が可能で高い発色性を呈しかつ得られる色素画像の堅牢性に優れた特に処理時間の短い迅速処理でもプリントを長期保存したときの白地の変色の少ないカラー写真感光材料及びカラー画像形成方法を提供することにある。【構成】 色素形成の乳剤層の塗布銀量の合計が0.6g/m2以下であり、マゼンタ色素形成層の少なくとも一層が塩化銀含有率90モル%以上の実質的に沃化銀を含まない塩化銀又は塩臭化銀からなるハロゲン化銀乳剤粒子と、特定のピラゾロアゾール型色素形成カプラーとを含有し、更に支持体に最も近いハロゲン化銀乳剤層よりも上の写真構成層に含まれる油溶分塗布量の合計が3.5g/m2以下である。
請求項(抜粋):
支持体上に少なくともイエロー色素形成ハロゲン化銀乳剤層、マゼンタ色素形成ハロゲン化銀乳剤層およびシアン色素形成ハロゲン化銀乳剤層からなる写真構成層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層の塗布銀量の合計が0.6g/m2以下であり、該マゼンタ色素形成ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも一層が塩化銀含有率90モル%以上の実質的に沃化銀を含まない塩化銀もしくは塩臭化銀からなるハロゲン化銀乳剤粒子と、一般式(M-I)で示されるマゼンタ色素形成カプラーの少なくとも一種とを含有しており、さらに、支持体に最も近いハロゲン化銀乳剤層よりも上の写真構成層に含まれる油溶分塗布量の合計が3.5g/m2 以下であることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。一般式(M-I)【化1】式中、R1 は下記一般式(Q-1)、(Q-2)または(Q-3)で表される基を表す。R2 およびR3 は置換基を表し、nは0〜4を表す。nが2以上のとき、複数のR3 は同じでも、異なっていても良い。Xは現像主薬の酸化体とのカップリング反応によって離脱可能な基を表す。一般式(Q-1)-C(R4 )(R5 )-R6式中、R4 はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基もしくはヘテロ環基を表し、R5 およびR6 は置換基を表し、R4 、R5 、R6 が互いに結合して5〜7員の単環もしくは縮合環を形成してもよい。一般式(Q-2)-CH(R7 )-R8式中、R7 はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基またはヘテロ環基を表す。R8 は置換基を表す。R7 とR8 が互いに結合して5〜7員の単環もしくは縮合環を形成してもよい。一般式(Q-3)【化2】式中、R9 およびR10は置換基を表し、mは0〜4を表す。mが2以上のとき、複数のR10は同じでも、異なっていてもよい。
IPC (7件):
G03C 7/38 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/74 ,  G03C 7/00 520 ,  G03C 7/388 ,  G03C 7/407 ,  G03C 7/44
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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