特許
J-GLOBAL ID:200903041325489298

タ-ビン翼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 勝三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-375780
公開番号(公開出願番号):特開平11-247607
出願日: 1998年12月17日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 翼プラットフォームにおける翼部分の後縁にホットスポットを発生するのを防止するようにしたタービン翼を提供する。【解決手段】 対流冷却タービン翼10は2つの別個の冷却空気通路系統を有する。第1通路系統30はタービン翼前縁18を冷却し、シャワーヘッド配列で配設された前縁18の出口通路36を介して冷却空気を放出する。第2通路系統38は、タービン翼の残部を通って直列に延びる5つの冷却通路部分40,41,42,43,44から成る5経路流通路を包含する。1つの通路部分40は、タービン翼の後縁20の近くに複数の凹部92,94を備えていて、タービン翼のルート部分22に隣接する後縁20へ冷却空気流れを保持する。
請求項(抜粋):
一端部のルート部分と、前記ルート部分から延び他端部の先端で終端する翼部分とを包含する中空細長本体を備えており、前記本体が、対向する側壁と、長手方向に延びた前縁及び後縁とを有するとともに、内部に、前記側壁の間で延在する複数の全体的に長手方向に延びた翼リブと、前記一端部から延出する複数の全体的に長手方向に延びたルートリブとを有し、前記翼リブと前記ルートリブが内部に第1流体通路系統と該流体通路系統から分離された第2流体通路系統とを画定し、第1先端オリフィスが前記他端部を通って開口し、前記先端を通って前記第1流体通路系統へ延び、第2先端オリフィスが前記他端部を通って開口し、前記先端を通って前記第2流体通路系統へ延び、第1ルートリブが前記一端部から前記翼部分に向かって延び、第1翼リブが前記先端から前記第1ルートリブへ延びて該ルートリブと一体をなし、前記第1ルートリブと前記第1翼リブによって前記第1流体通路系統が前記第2流体通路系統から分離されており、前記流体通路系統が、前記一端部を通って開口し前記ルート部分を通り前記前縁に沿って前記翼部分へ延び且つ前記先端に隣接して前記翼部分内で終端している略直線状に長手方向に延びた第1流体通路を有する第1通路系統を含み、前記第2流体通路系統が、前記翼部分の残部を通る逆流経路を画成する複数の全体的に長手方向に延びた直列接続の通路部分を含む多経路流通路を有し、前記通路部分が、前記後縁に沿って延びた前記翼部分の第1通路部分と、前記一端部を通って開口し前記ルート部分と前記翼部分との接合部における前記第1通路部分に及び互いに合流する前記ルート部分の複数のブランチ通路とを包含し、前記第1通路部分が第1及び第2緩衝リブと、前記後縁を通って開口する複数のペデスタルスロットとを包含し、前記緩衝リブの各々が前記ルート部分から前記先端に向かって延び、前記第1緩衝リブが前記第2緩衝リブに対して離間関係にあり、前記緩衝リブの各々が空気を通過できるようにする複数の緩衝穴を備え、前記一端部に最も近い前記緩衝リブの各々の緩衝穴がルート緩衝穴を形成し、前記ペデスタルスロットが、前記側壁の間に配置された1列の長手方向に離間した細長ペデスタル部材によって画定され、前記一端部に最も近い前記ペデスタルスロットがルートペデスタルスロットを形成し、第1ルート壁が前記第2緩衝リブのルート緩衝穴と前記第1緩衝リブのルート緩衝穴との間で延び、第2ルート壁が前記第1緩衝リブのルート緩衝穴と前記ルートペデスタルスロットとの間で延び、前記第1通路部分に隣接する第2通路部分が、前記先端に隣接する第1外方旋回区域で該第1通路部分に接続され、前記接合部で前記第1ルートリブに接続され前記第1翼リブに対して全体的に平行関係で前記先端に向かって延び且つ前記第1外方旋回区域で前記先端に対して離間関係で終端する前記翼リブの第2翼リブによって、前記第1通路部分及び前記2つのブランチ通路から分離され、前記第2通路部分に隣接する第3通路部分が、前記接合部近傍の第1内方旋回区域で該第2通路部分に接続され、前記第2翼リブに対して全体的に平行関係で前記先端から前記一端部に向かって延び且つ前記第1内方旋回区域で前記第1ルートリブに対して離間関係で終端する前記翼リブの第3翼リブによって、前記第2通路部分から分離され、前記第3通路部分に隣接する第4通路部分が、前記先端に隣接する第2外方旋回区域で該第3通路部分に接続され、前記接合部で前記第1ルートリブに接続され前記第3翼リブに対して全体的に平行関係で前記先端に向かって延び且つ前記第2外方旋回区域で前記先端に対して離間関係で終端する前記翼リブの第4翼リブによって、前記第3通路部分から分離され、前記第4通路部分に隣接する第5通路部分が、前記接合部近傍の第2内方旋回区域で該第4通路部分に接続され、前記第4翼リブに対して全体的に平行関係で前記先端から前記一端部に向かって延び且つ前記第2内方旋回区域で前記第1ルートリブに対して離間関係で終端する前記翼リブの第5翼リブによって、前記第4通路部分から分離され、前記第5通路部分が前記先端に隣接して前記翼部分内で終端しているタービン翼において、前記第1ルート壁が、前記一端部に向かって延びる第1凹部を備え、前記第2ルート壁が、前記一端部に向かって延びる第2凹部を備えていることを特徴とするタービン翼。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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