特許
J-GLOBAL ID:200903041344268340

溶銑の脱りん方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-008506
公開番号(公開出願番号):特開平8-199219
出願日: 1995年01月23日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 処理後の〔P〕的中率を向上し、フラックス原単位を低減し、かつ鉄歩留りの低下を極力抑えた溶銑の脱りん法。【構成】 スラグ中T.Fe濃度(重量%)=6.49×(上吹き送酸速度)(Nm3 /min/t)-5.73×(底吹き攪拌動力)(kW/t)-15.35×(L/L0 )+9.68|2-CaO/SiO2 |+11.73。ここに、L:上吹きジェットによる溶鋼の凹み深さ。L0 :静止溶鋼深さ。で計算されるスラグ中T.Fe濃度が10〜20となるように、底吹き攪拌動力が1.0kW/t以上、上吹き送酸速度が2.5Nm3 /min/t以上、処理後のスラグ中CaO/SiO2 が0.6以上2.5以下、処理終点温度が1250〜1400°Cである、上吹き送酸速度、底吹きガス流量、上吹きランス高さを制御する、溶銑の脱りん方法。
請求項(抜粋):
フラックス添加と酸素上吹きおよび底吹き攪拌とを行って溶銑を脱りん精錬する際に、底吹き攪拌動力が1.0kW/t以上、上吹き送酸速度が2.5Nm3 /min/t以上、処理後のスラグ中CaO/SiO2 が0.6以上2.5以下、処理終点温度が1250°C以上1400°C以下であることを特徴とする溶銑の脱りん方法において、式(1)で計算されるスラグ中T.Fe濃度が10〜20重量%となるように、上吹き送酸速度、底吹きガス流量、上吹きランス高さを制御することを特徴とする溶銑の脱りん方法。 スラグ中T.Fe濃度(重量%) =6.49×(上吹き送酸速度)(Nm3/min/t)-5.73×(底吹き攪拌動力)(kW/t) -15.35 ×(L/LO )+9.68|2-CaO/SiO2|+11.73 (1)L :上吹きジェットによる溶鋼の凹み深さLO :静止溶鋼深さ
IPC (2件):
C21C 5/35 ,  C21C 1/02 110

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