特許
J-GLOBAL ID:200903041385700273

GPS受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-211336
公開番号(公開出願番号):特開平7-063838
出願日: 1993年08月26日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 擬似距離の測定や軌道データの復調に誤りが生じた場合であっても、その影響をそのまま受け続ける等の事態が発生しないようにする。【構成】 擬似距離測定部14によって測定された擬似距離の異常を、擬似距離異常検出部22によって検出する。異常が検出された場合、測位演算部20から受信制御演算部18に対しその旨が報知され、受信制御演算部18はこれに応じて当該異常に係るGPS衛星を除外して衛星を選択する。新たに選択された衛星について擬似距離の測定及び軌道データの復調が実行される。擬似距離測定部14及び軌道データ復調部16における誤りの発生が、測位演算に対し長時間に亘って継続して影響を与えることがなくなる。異常と判定されたGPS衛星に代るGPS衛星についてのみ測定及び復調が行われるため、測位演算に影響を与えること無く異常に係るGPS衛星を除外できる。
請求項(抜粋):
GPS衛星から送信される衛星信号を受信する手段と、受信した衛星信号に基づきGPS衛星からGPS受信機までの擬似距離を測定する手段と、受信した衛星信号からGPS衛星の軌道を示す軌道データを復調する手段と、所定個数のGPS衛星について測定された擬似距離及び当該GPS衛星の軌道データに基づき測位を行い位置データを出力する手段と、この位置データ及び各GPS衛星の軌道データに基づき測位に適する上記所定個数のGPS衛星の組み合わせを決定しその結果に基づき擬似距離の測定及び軌道データの復調を制御する手段と、を備えるGPS受信機において、測定された擬似距離を所定の期待範囲と比較し、その結果擬似距離が期待範囲外にあるとされた場合に、当該擬似距離が異常な値であるとみなし、当該擬似距離に係るGPS衛星に代る他のGPS衛星を測位に使用するGPS衛星として選択し擬似距離の測定及び/又は軌道データの復調を実行させる手段を備えることを特徴とするGPS受信機。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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