特許
J-GLOBAL ID:200903041453592719

超微細粒組織を有し延性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-083182
公開番号(公開出願番号):特開2004-204341
出願日: 2003年03月25日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】微細粒組織を有し、機械的特性とくに延性に優れた高張力溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。【解決手段】鋼成分中、特にC,Si, Mn, Ni, Ti及びNbが次式(1), (2), (3)をそれぞれ満足する範囲において含有し、残部はFeおよび不可避的不純物よりなる組成にすると共に、フェライトの体積分率が70 vol%以上、残留オーステナイトの体積分率が5 vol%以上で、かつ上記フェライトの平均結晶粒径が 3.5μm以下の鋼組織とする。637.5+4930{Ti* + (48/93)・[%Nb] }≧A1 --- (1)A3 ≦ 860 --- (2)[%Mn] + [%Ni]≧ 1.3 --- (3)ただし、Ti* = [%Ti]- (48/32)・[%S] - (48/14)・[%N] 、A1 :計算式により求めたA1 変態点の予測値(°C)、A3 :計算式により求めたA3 変態点の予測値(°C)【選択図】 図1
請求項(抜粋):
質量%で、 C:0.03〜0.16%、 Si:0.2 〜2.0 %、 Mn:1.0 〜3.0 %および/またはNi:0.5 〜3.0 %、 Ti:0.2 %以下および/またはNb:0.2 %以下、 Al:0.01〜0.1 %、 P:0.1 %以下、 S:0.02%以下および N:0.005 %以下 で、かつC,Si, Mn, Ni, TiおよびNbが下記(1), (2), (3) 式をそれぞれ満足する範囲において含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になり、フェライトの体積分率が70 vol%以上、残留オーステナイトの体積分率が5 vol%以上で、かつ上記フェライトの平均結晶粒径が 3.5μm 以下である鋼組織を有し、さらに表面に溶融亜鉛めっき層をそなえることを特徴とする、超微細粒組織を有し延性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板。
IPC (4件):
C22C38/00 ,  C21D9/46 ,  C22C38/14 ,  C22C38/58
FI (4件):
C22C38/00 301T ,  C21D9/46 J ,  C22C38/14 ,  C22C38/58
Fターム (32件):
4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA09 ,  4K037EA11 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EA36 ,  4K037EB05 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037EB12 ,  4K037FA03 ,  4K037FE02 ,  4K037FE05 ,  4K037FE06 ,  4K037FH01 ,  4K037FJ05 ,  4K037FJ06 ,  4K037FK02 ,  4K037GA05 ,  4K037GA07
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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