特許
J-GLOBAL ID:200903041468121852

ワンウェイクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-201300
公開番号(公開出願番号):特開2002-021877
出願日: 2000年07月03日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 楔状空間内のカム面による転動体の噛み込み位置の変化に起因する不具合を解消することが可能なワンウェイクラッチを提供する。【解決手段】 ワンウェイクラッチは、回転軸11、回転軸11の外周に所定間隔で配置される外輪1、両輪間に形成される楔状空間12に配置される複数の動力伝達用のコロ2、そのコロ2を保持するリテーナ等の部品で構成されている。楔状空間12を形成する外輪1の内周面はカム面7であり、このカム面7の形状は、対数螺線関数に基いた曲面で形成されている。このような形状によってカム面7を形成したときは、コロ2の噛み込み位置の変化に拘わらず、楔角θを一定にすることが可能となる。
請求項(抜粋):
回転体と、その回転体の外周に所定間隔で配置される外輪と、前記回転体の外周面と前記外輪の内周面とによって形成される楔状空間に配置される転動体と、前記回転体と前記外輪との間に配置されて前記転動体を前記楔状空間に保持するリテーナとを備え、前記転動体が前記楔状空間に噛み込むことによって回転トルクが伝達されるワンウェイクラッチであって、前記楔状空間の領域において、前記回転体の外周面又は前記外輪の内周面を、動力伝達時における前記転動体の噛み込み位置の変化に拘わらず、前記転動体に係わる楔角の角度が一定になる面形状によって形成したことを特徴とするワンウェイクラッチ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ローラクラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-041063   出願人:株式会社シマノ
  • 一方向クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-091349   出願人:光洋精工株式会社

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