特許
J-GLOBAL ID:200903041524940632
表皮材を貼合した中空成形体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-112983
公開番号(公開出願番号):特開平7-314541
出願日: 1994年05月26日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】開放状態にある両金型のそれぞれにキャビティ面を覆うとともに、表皮材端部が各金型のパーティング面に被さるように同種または異種の表皮材を配置する工程と、一方の表皮材上にキャビティ空間の5〜50容量%の溶融状樹脂を供給する工程と、両金型を閉じて溶融状樹脂を表皮材間に包み込む工程と、金型内に設けたガス吹込みピン4を表皮材を貫通して溶融状樹脂中に突き出し、圧縮ガスを供給して中空部を形成させながら表皮材を溶融状樹脂を同伴してキャビティ面に密着させる工程と、ガス排出ピン13を中空部中に突き出し、中空部内のガスを排出しながらガス吹込みを継続して溶融状樹脂を冷却する工程、金型を開放して成形体を取出す工程からなる表皮材を貼合した中空成形体の製造方法。【効果】使用樹脂の制約を受けず、肉厚が均一で、その制御が容易に行えるとともにブロー比の高い形状に対応でき、かつ中空リブを有する中空成形体も製造できる。
請求項(抜粋):
表皮材を貼合した中空成形体の製造において、所望の立体形状になるように形成されたキャビティ面を持つ上下両金型を用い、(1)開放状態にある両金型のそれぞれに、キャビティ面を覆うとともに、表皮材端部が各金型のパーティング面に被さるように、同種または異種の表皮材を配置する工程、(2)配置された一方の表皮材上に、形成されるキャビティ空間の5〜50容量%の溶融状熱可塑性樹脂を供給する工程、(3)両金型を閉じて溶融状熱可塑性樹脂を表皮材間に包み込む工程、(4)上下両金型のいずれか一方もしくは両方の金型内に設けた少なくとも1本のガス吹き込みピンを、表皮材を貫通して溶融状熱可塑性樹脂中に突き出し、該ピンより圧縮ガスを供給して中空部を形成せしめながら、表皮材を溶融状熱可塑性樹脂を同伴して金型のキャビティ面に密着させる工程、(5)表皮材が金型に密着した1〜20秒後に、いずれか一方もしくは両方の金型内に設けたガス排出ピンを表皮材を貫通して中空部中に突き出し、形成された中空部がその形状を保持するに必要な内部圧を保つように、中空部内のガスを排出しながらガス吹き込みを継続し、中空部内のガスを流動せしめて溶融状熱可塑性樹脂を冷却する工程、(6)両金型を開放し、成形体を取り出す工程からなることを特徴とする表皮材を貼合した中空成形体の製造方法。
IPC (6件):
B29C 49/20
, B29C 49/58
, B29C 49/62
, B29K105:20
, B29L 9:00
, B29L 22:00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平1-196324
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特開平3-274120
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特開平4-267124
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