特許
J-GLOBAL ID:200903041606064237
車両用自動変速機の油圧制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-147013
公開番号(公開出願番号):特開平11-336888
出願日: 1998年05月28日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 シフトレバーが非走行レンジから走行レンジへ切換操作されると同時にアクセルペダルの踏込み操作が行われても、発進ギヤ段の係合ショックや、その発進ギヤ段を達成させる発進用油圧式摩擦係合装置の耐久性低下が好適に防止される車両用自動変速機の油圧制御装置を提供する。【解決手段】 シフトレバー84がNレンジからDレンジへ切り換え操作されると、シフト操作時大オリフィス切換手段306により、発進用油圧式摩擦係合装置であるクラッチC1へ作動油を供給する油路192が大オリフィス状態に切り換えられることからクラッチC1へ作動油が速やかに供給されて第1ギヤ段への変速が早期に完了するので、アクセルペダルの同時踏み込みに起因する変速ショックが発生する変速期間が短縮されるとともに、クラッチC1の係合時のエネルギー吸収量が軽減されてそのクラッチC1の耐久性の低下が好適に防止される。
請求項(抜粋):
車両用自動変速機の変速段を切り換えるための複数の油圧式摩擦係合装置と、該複数の油圧式摩擦係合装置のうち車両の発進ギヤ段を達成するために摩擦係合させられる発進用油圧式摩擦係合装置に供給される作動油の流量を、オリフィスの切り換えによって変更する作動油流量変更装置とを備えた車両用自動変速機の油圧制御装置であって、シフト操作装置が非走行レンジから走行レンジへ切り換え操作されたことを判定するシフト操作判定手段と、該シフト操作判定手段により、前記シフト操作装置が非走行レンジから走行レンジへ切り換え操作されたことが判定されると、前記発進用油圧式摩擦係合装置に作動油を供給する油路を大オリフィス状態に切り換えるシフト操作時大オリフィス切換手段と、前記シフト操作判定手段により前記シフト操作装置が非走行レンジから走行レンジへ切り換え操作されたことが判定されてからの経過時間が予め設定された第1切換時間を越えると、前記発進用油圧式摩擦係合装置に作動油を供給する油路を小オリフィス状態に切り換えることによりその作動油の供給流量を低減する供給流量低減手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の油圧制御装置。
IPC (5件):
F16H 61/04
, F16H 59:14
, F16H 59:68
, F16H 59:70
, F16H 59:72
引用特許:
審査官引用 (5件)
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車両用自動変速機の変速制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-289120
出願人:トヨタ自動車株式会社
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特開昭64-055455
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特開平3-260461
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特開平4-157258
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特開昭61-175359
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