特許
J-GLOBAL ID:200903041616552361

熱間鍛造後焼ならしの省略可能な浸炭鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 健至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-044085
公開番号(公開出願番号):特開2000-239742
出願日: 1999年02月23日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 熱間鍛造ままの状態で焼ならし処理と同等のミクロ組織、硬さ、結晶粒度特性をもつ浸炭鋼の製造方法を提供して熱間鍛造後の焼ならし処理を省略する。【解決手段】 重量%でC:0.1〜0.35%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.2〜2.0%、Al:0.005〜0.05%を含有し、さらにTiまたはNbを1種または2種あわせて0.1〜0.3%含有し、残部Fe及び不可避不純物からなる鋼を、加熱温度を900〜1150°Cとし、1150°C以下の温度にて熱間加工し、さらに加熱温度および加工温度を1150°C以下として熱間鍛造し、0.2〜2°C/sec以下の冷却速度にて冷却することにより、熱間鍛造後に組織がベイナイト組織が5%以下で残部がフェライト・ パーライト組織で硬さが220HV以下であり、950°Cで浸炭した時にオーステナイト結晶粒度が8番以上かつ結晶粒度が3番以上異なる粗大粒が20%を超えない熱間鍛造後焼ならしの省略可能な浸炭鋼の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%でC:0.1〜0.35%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.2〜2.0%、Al:0.005〜0.05%を含有し、さらにTiまたはNbを1種または2種あわせて0.1〜0.3%含有し、残部Fe及び不可避不純物からなる鋼を素材とし、熱間圧延時に加熱温度を900〜1150°Cとし、1150°C以下の温度にて熱間加工して鋼材を製造し、さらに熱間鍛造時に加熱温度および加工温度を1150°C以下とし、冷却時に0.2〜2°C/sec以下の冷却速度にて冷却することにより、熱間鍛造後に組織がベイナイト組織が5%以下で残部がフェライト・ パーライト組織で硬さが220HV以下であり、950°Cで浸炭した時にオーステナイト結晶粒度が8番以上かつ結晶粒度が3番以上異なる粗大粒が20%を超えないことを特徴とする熱間鍛造後焼ならしの省略可能な浸炭鋼の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54
FI (4件):
C21D 8/00 A ,  C22C 38/00 301 N ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54
Fターム (20件):
4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA05 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032BA02 ,  4K032CA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CD01 ,  4K032CD02 ,  4K032CD05 ,  4K032CF03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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