特許
J-GLOBAL ID:200903041636299522

流体封入式の能動型防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-365239
公開番号(公開出願番号):特開2000-186740
出願日: 1998年12月22日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】 加振板を空気圧加振して副液室に生ぜしめられる圧力変動を、オリフィス通路を通じて主液室に伝達することにより、能動的な防振効果を得るようにした能動型防振装置において、主液室への伝達加振力の増大による防振効果の向上を達成すること。【解決手段】 作用空気室58の壁部に、互いに独立した複数の加振板52,54を配設し、それら各加振板52,54によって、それぞれ副液室74の壁部を構成した。これにより、作用空気室58の壁部に単一の加振板を配設する場合に比し、加振板52,54の全体での面積を有利に確保することが可能となり、作用空気室58の圧力変化を、加振板52,54を介し、副液室74ひいては主液室30に対してより効率的に及ぼすことが出来ることから、防振装置の防振特性を全体として向上させることが可能となる。
請求項(抜粋):
互いに離間して配された第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体で連結せしめて、該本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成されて非圧縮性流体が封入された主液室を形成すると共に、壁部の一部が加振板で構成されて非圧縮性流体が封入された副液室を形成し、それら主液室と副液室をオリフィス通路によって相互に連通する一方、該加振板を挟んで該副液室と反対側に密閉された作用空気室を形成し、該作用空気室に連通して形成した空気通路を通じて該作用空気室に空気圧変化を及ぼすことにより、該加振板を加振し得るようにした流体封入式の能動型防振装置において、前記作用空気室の壁部に対して、前記加振板を、互いに独立して複数配したことを特徴とする能動型防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/10 ,  F16F 13/26
FI (2件):
F16F 13/00 620 D ,  F16F 13/00 630 D
Fターム (6件):
3J047AA03 ,  3J047CA02 ,  3J047CB05 ,  3J047CB10 ,  3J047CD13 ,  3J047FA02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-180087   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 特開平4-370432
  • 特開平4-370432

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