特許
J-GLOBAL ID:200903041638758036

ハイブリッド車両用モータの定数検出装置およびハイブリッド車両用モータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  青山 正和 ,  鈴木 三義 ,  西 和哉 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-098044
公開番号(公開出願番号):特開2006-280141
出願日: 2005年03月30日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】 ハイブリッド車両用モータの位置センサレス制御においてロータの磁極位置の検出精度を向上させ、ハイブリッド車両用モータの運転効率を向上させる。【解決手段】 相短絡判定部29は、モータ12の状態が相短絡動作の実行可能領域つまり検出される回転角速度ωが所定の回転角速度閾値#ω1よりも大きくなり、相短絡動作の実行時に相電流(d軸電流Id及びq軸電流Iq)の変化が所定値未満となる定電流かつ短絡トルクTqsが所定値未満となる低トルクの領域に到達した際に、相短絡動作の実行を指示する。パラメータ演算部30は、相短絡動作の実行時に検知されるd軸電流Idおよびq軸電流Iqに基づき、誘起電圧定数Ke及び相抵抗値R及び磁石温度Tm及び巻線温度Tcを算出し、これらのパラメータを更新する。制御部15はパラメータ演算部30により更新されたパラメータに基づきモータ12の位置センサレス制御を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内燃機関による車両の走行駆動を補助または車両を走行駆動する3相のハイブリッド車両用モータを、蓄電器から電源供給を受けて前記ハイブリッド車両用モータへの通電を順次転流させる複数のスイッチング素子からなる通電切換手段により回転駆動させるハイブリッド車両用モータの定数検出装置であって、 前記ハイブリッド車両用モータの回転数に係る回転数状態量に応じて、前記ハイブリッド車両用モータの複数相を短絡する相短絡状態での前記ハイブリッド車両用モータのトルクである短絡トルクを算出する短絡トルク算出手段と、 前記短絡トルク算出手段により算出された前記短絡トルクと運転状態の前記ハイブリッド車両用モータに対するトルク指令値とが略同等である場合に、前記通電切換手段の複数のスイッチング素子のうちの所定の複数のスイッチング素子をオン状態に設定して、前記ハイブリッド車両用モータを前記相短絡状態に設定する相短絡手段と、 前記ハイブリッド車両用モータの3相の相電流の前記相短絡状態での検出値を、界磁方向の界磁軸および該界磁軸に直交するトルク軸からなる回転直交座標系をなすdq座標上での界磁軸電流およびトルク軸電流に変換する変換手段と、 前記変換手段により算出された前記界磁軸電流と、予め設定された所定の前記相短絡状態での界磁軸インダクタンスおよび所定温度に応じた所定誘起電圧定数とに基づき、前記ハイブリッド車両用モータのロータの温度に係る磁石温度を算出する磁石温度算出手段と を備えることを特徴とするハイブリッド車両用モータの定数検出装置。
IPC (3件):
H02P 6/16 ,  H02P 21/00 ,  H02P 27/04
FI (2件):
H02P6/02 351N ,  H02P5/408 C
Fターム (27件):
5H505AA16 ,  5H505BB10 ,  5H505CC04 ,  5H505DD08 ,  5H505EE41 ,  5H505GG04 ,  5H505GG07 ,  5H505HA10 ,  5H505HB02 ,  5H505JJ03 ,  5H505LL12 ,  5H505LL22 ,  5H505LL41 ,  5H505LL46 ,  5H560AA08 ,  5H560BB04 ,  5H560BB12 ,  5H560DA14 ,  5H560DB14 ,  5H560DC05 ,  5H560EB01 ,  5H560RR10 ,  5H560SS02 ,  5H560TT15 ,  5H560UA06 ,  5H560XA02 ,  5H560XA13
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る