特許
J-GLOBAL ID:200903041656131393

電子レンジ対応包装袋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀川 義示
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-355315
公開番号(公開出願番号):特開2000-168851
出願日: 1998年11月30日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 調理済食品等を詰めた包装袋を電子レンジに入れて加熱すると、加熱によって発生する蒸気が袋内に充満し、膨張して破袋してしまう。そのため袋内の蒸気を逃がすことが必要であるが、簡便かつ効果的にできるものが少ない。【解決手段】 袋体を形成する表シート2と裏シート3の間に二つ折りにした折り込みシート4を底部側より挿入する。両側では表裏シート2、3をヒートシール5し、底部では表裏シート2、3と折り込みシート4をヒートシール6して、有底の袋とする。上記ヒートシール6の強度は表裏シート間のヒートシール5より弱くし、表底シール61は裏底シール62よりも幅を狭くする。内容物を封入した包装袋1を電子レンジに入れて加熱すると、袋内の水分は蒸気化して袋を膨らませ、内容物を蒸らしながら増大する圧力は袋の中心部から周縁部に向かって同心円状に波及する。そして狭い幅の表底シール61の中心部に小さな開口を作って過剰な蒸気を逃がし、袋のままで加熱することができる。
請求項(抜粋):
内容物を収納する袋体が、表裏シ-トの間に折込シ-トを挿入し、上記表裏シ-トと折込シ-トをヒ-トシ-ルして底部を形成した有底袋であって、電子レンジによって加熱されたとき上記折込シ-トと表裏シ-トのシール強度が表裏シ-ト間のシール強度よりも弱くなるように形成し、該底部を形成する折込シ-トと表裏シ-ト間のヒ-トシ-ルの一方の幅が狭く形成されていることを特徴とする電子レンジ対応包装袋。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 自動通気包装袋
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-024369   出願人:フジモリプラケミカル株式会社
  • 加熱処理用包装袋
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-257228   出願人:株式会社サンエー化研
  • 食品包装体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-165838   出願人:サンエー化学工業株式会社

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