特許
J-GLOBAL ID:200903041692383820
コンピュータ制御システムおよびソフトウェア書き換え方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
森 哲也
, 内藤 嘉昭
, 崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-190420
公開番号(公開出願番号):特開2005-025519
出願日: 2003年07月02日
公開日(公表日): 2005年01月27日
要約:
【課題】上位のマスタ装置(情報制御装置)にシリアル伝送ケーブルでシリアル接続された複数のスレーブ装置(機器)において、各スレーブ装置に搭載されたMPUのソフトウェアの更新を行う際に、特定のスレーブ装置に異常が生じても極力短時間で更新を行うこと。【解決手段】マスタ装置20で、プログラムデータを分割したブロックデータに送信先スレーブ番号を付与し、1ブロックずつ、各スレーブ装置24-1〜24-10へ一斉同報送信した後、各スレーブ装置で、自スレーブ番号が付与されたブロックデータのみを受信する。応答データから各スレーブ装置でのブロックデータの受信や書込み等の異常を確認して記憶し、次以降のブロックデータの一斉同報送信を順次進め、全ブロックデータの送信終了後に、先に記憶した異常情報に係る例えばスレーブ装置24-2のみが再度ブロックデータを受信できるように一斉同報送信する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
各々が専用のコンピュータで制御される複数のスレーブ装置を、上位のマスタ装置にシリアル伝送ケーブルでシリアル接続し、前記コンピュータが制御のために用いる不揮発性メモリに記憶されたプログラムデータを、前記マスタ装置から送信して書き換えるコンピュータ制御システムにおいて、
前記マスタ装置は、
前記プログラムデータを所定バイト単位で複数のブロックデータに分割する分割手段と、
前記分割手段で分割された送信対象のブロックデータに送信先のスレーブ装置固有のスレーブ番号を付与する付与手段と、
前記付与手段でスレーブ番号が付与されたブロックデータを1ブロックずつ複数のスレーブ装置へ一斉同報送信する第1の送信手段と、
前記スレーブ装置へのブロックデータの送受信及び前記不揮発性メモリへの書込みに関わる正常性を問い合わせる確認データを送信する第2の送信手段と、
前記確認データに応答してスレーブ装置から返信されて来る応答データを受信する第1の受信手段と、
前記第1の受信手段で受信された応答データを確認することにより、当該スレーブ装置へのブロックデータの送受信異常、前記不揮発性メモリへの書込み異常、及び無応答異常の少なくとも1つの異常を確認する確認手段と、
前記確認手段で異常が確認された際に、その異常確認のために参照された応答データの送信元スレーブ装置のスレーブ番号と、当該スレーブ装置へ送信されたブロックデータのブロック番号とを対応付けて記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
前記分割手段で分割された全ブロックデータの送信終了時に、前記記憶手段にブロック番号及びスレーブ番号が記憶されている場合、前記付与手段との連携によって、その記憶されたブロック番号のブロックデータに、当該ブロック番号に対応付けられた1乃至は複数のスレーブ番号を付与し、前記第1の送信手段から一斉同報送信されるように制御する再送制御手段とを備え、
前記複数のスレーブ装置は、
前記第1の送信手段からのブロックデータに、自スレーブ装置のスレーブ番号が付与されている場合にのみに、そのブロックデータを受信する第2の受信手段と、
前記確認データの受信時に、前記応答データを前記マスタ装置へ返信する第3の送信手段とを備えた
ことを特徴とするコンピュータ制御システム。
IPC (3件):
G06F13/00
, G06F9/445
, G06F11/14
FI (4件):
G06F13/00 351M
, G06F13/00 530B
, G06F11/14 310F
, G06F9/06 640A
Fターム (11件):
5B027BB06
, 5B076BB06
, 5B076BB08
, 5B076CA01
, 5B076CA04
, 5B089JB07
, 5B089JB16
, 5B089KA05
, 5B089KA12
, 5B089KB06
, 5B089KE07
引用特許: