特許
J-GLOBAL ID:200903041732548789
内燃機関の空燃比制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-084048
公開番号(公開出願番号):特開平9-273438
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】内燃機関の排気系に設けた触媒装置の下流側の排気ガスの特定成分の濃度を、その排気系に存在するむだ時間や外乱によらずに高精度で所定の適正値に整定させることができる内燃機関の空燃比制御装置を提供する。【解決手段】触媒装置4の上流側の空燃比を検出する排気ガスセンサ6及び触媒装置4の下流側の特定成分の濃度(酸素濃度)を検出する排気ガスセンサ7との出力に基づき、両センサ間の排気系Aのむだ時間後の触媒装置4下流側の特定成分の濃度を推定する状態予測部18と、その推定濃度が所定の適正値に収束するようエンジン1の空燃比を補正するための補正量を適応スライディングモード制御を用いて求める制御部19とを備え、求められた補正量と排気ガスセンサ6の出力とに基づき、触媒装置4下流側の特定成分の濃度を所定の適正値に収束させるようにエンジン1の空燃比を制御する。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気系に設けられた排気ガス浄化用の触媒装置と、該触媒装置の上流側で前記内燃機関の排気ガスの空燃比を検出すべく前記排気系に設けられた第1排気ガスセンサと、前記触媒装置の下流側で該触媒装置を通過した前記内燃機関の排気ガスの特定成分の濃度を検出すべく前記排気系に設けられた第2排気ガスセンサと、前記第2排気ガスセンサの出力に基づき、前記触媒装置の下流側の排気ガスの特定成分の濃度が所定の適正値となるよう前記内燃機関の空燃比を補正するための補正量を求める補正量算出手段とを備え、その求められた補正量と前記第1排気ガスセンサの出力とに基づき、前記触媒装置の下流側の排気ガスの特定成分の濃度を前記所定の適正値に収束させるように前記内燃機関の空燃比を制御する内燃機関の空燃比制御装置において、前記第1及び第2排気ガスセンサの現在の出力に基づき、両排気ガスセンサ間の前記触媒装置を含む排気系に存するむだ時間後に前記第2排気ガスセンサにより検出される前記触媒装置の下流側の排気ガスの前記特定成分の濃度を推定する状態予測手段を具備し、前記補正量算出手段は、該状態予測手段により推定された前記触媒装置の下流側の排気ガスの特定成分の濃度に基づき、その特定成分の濃度が所定の適正値となるよう前記内燃機関の空燃比の補正量を求めることを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/14 310
, F02D 41/14
, F01N 3/24
, F02D 45/00 368
, F02D 45/00 370
FI (5件):
F02D 41/14 310 F
, F02D 41/14 310 L
, F01N 3/24 R
, F02D 45/00 368 G
, F02D 45/00 370 B
引用特許:
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