特許
J-GLOBAL ID:200903041763328906

温度補償型水晶発振器の調整方法及び調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-401620
公開番号(公開出願番号):特開2002-204127
出願日: 2000年12月28日
公開日(公表日): 2002年07月19日
要約:
【要約】【課題】 安価で、かつ正確に温度補償型水晶発振器の温度補償すること。【解決手段】 水晶振動子単体の周波数偏差-温度特性を示す特性データを読み取る入力手段12と、温度補償型水晶発振器の周波数調整時における温度を検出する温度検出手段14と、水晶振動子単体の周波数偏差-温度特性を示す関数を求める第1の演算手段16と、常温にて前記周波数偏差が零となるように可変容量素子に印加する制御電圧を調整する周波数調整手段22と、調整時における水晶振動子の周囲温度に基づいて前記調整した際の該発振器の周波数偏差-温度特性を求め、かつ該周波数偏差-温度特性に対して周波数偏差が零となるように前記可変容量素子の制御電圧データを求める第2の演算手段18と、第2の演算手段により求めた制御電圧データをメモリに格納するデータ書込手段20とを有する。
請求項(抜粋):
水晶振動子及び可変容量素子を含む水晶発振回路と、前記水晶振動子の周囲温度を検出する温度センサと、メモリと、CPUとを有し、該温度センサの検出出力に基づいて前記可変容量素子の制御電圧を調整することにより前記水晶振動子の周囲温度変化による発振周波数の変化を補正し、一定周波数の信号を出力する温度補償型水晶発振器の調整方法において、前記水晶振動子自体に付されている該水晶振動子単体の周波数偏差-温度特性を示す特性データを読み取る第1のステップと、前記第1のステップで読み取った特性データに基づいて前記水晶振動子単体の周波数偏差-温度特性を示す関数を求める第2のステップと、水晶発振回路を基板に実装した状態で常温にて前記周波数偏差が零となるように前記可変容量素子に印加する制御電圧を調整すると共に、該調整時における前記水晶振動子の周囲温度を検出する第3のステップと、第3のステップで求めた前記水晶振動子の周囲温度を前記関数に代入して第3のステップにおける周波数調整時における周波数偏差を算出し、該算出された周波数偏差を第1のステップで読み取った特性データのうち周波数偏差に加算することにより前記調整した際の前記発振回路の周波数偏差-温度特性を求める第4のステップと、第4のステップで求めた周波数偏差-温度特性に対して周波数偏差が零となるように前記可変容量素子の制御電圧データを求め、求めた制御電圧データを、前記水晶振動子の周囲温度及び周波数偏差と対応づけてメモリに格納する第5のステップと、を有することを特徴とする温度補償型水晶発振器の調整方法。
FI (2件):
H03B 5/32 A ,  H03B 5/32 E
Fターム (17件):
5J079AA04 ,  5J079BA02 ,  5J079BA12 ,  5J079CB01 ,  5J079DA13 ,  5J079DB00 ,  5J079DB04 ,  5J079DB05 ,  5J079FA02 ,  5J079FA13 ,  5J079FA14 ,  5J079FA21 ,  5J079FB23 ,  5J079FB38 ,  5J079FB39 ,  5J079FB40 ,  5J079GA03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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