特許
J-GLOBAL ID:200903041798047764
擬似衛星利用システム、携帯型GPS測位装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
黒田 泰
, 竹腰 昇
, 井上 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-188618
公開番号(公開出願番号):特開2008-309797
出願日: 2008年07月22日
公開日(公表日): 2008年12月25日
要約:
【課題】GPS衛星信号及び擬似衛星信号を受信して現在位置を測位する際に、衛星信号の捕捉に要する時間の増加を防ぐこと。【解決手段】GPS機能を有する携帯型電話機1では、捕捉される衛星信号に応じて、受信モードが「GPS衛星信号高配分モード」又は「擬似衛星信号高配分モード」に切り替えられる。「GPS衛星信号高配分モード」では、衛星信号を受信する8個の受信用のチャンネル(回路)のうち、7個のチャンネルでGPS衛星信号を受信し、1個のチャンネルで第1種擬似衛星信号を受信する。そして、捕捉したGPS衛星信号を基に現在位置を算出(測位)する。また、「擬似衛星信号高配分モード」では、4個のチャンネルでGPS衛星信号を受信し、4個のチャンネルで擬似衛星信号を受信する。そして、捕捉された擬似衛星信号に含まれる位置情報を現在位置とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
GPS衛星信号を模擬し、実運用されているGPS衛星に割り当てられているPRNコードである実運用PRNコード以外のPRNコードである非実運用PRNコードで所定のデータを変調した擬似衛星信号を発信する擬似衛星信号発信装置と、GPS衛星信号を受信して現在位置を測位する携帯型GPS測位装置とを具備して構成された擬似衛星利用システムであって、
前記擬似衛星信号発信装置は、電波到達距離に応じた間隔をおいて施設に複数配置して設けられ、
前記携帯型GPS測位装置は、
PRNコードを用いた相関演算を行ってGPS衛星信号及び擬似衛星信号を捕捉可能なNチャンネル分(N≧3)の捕捉部と、
前記各捕捉部それぞれの相関演算に用いるPRNコードの配分モードとして、実運用PRNコードの配分数が擬似衛星信号高配分モードより多いGPS衛星信号高配分モードと、非実運用PRNコードの配分数がGPS衛星信号高配分モードより多い擬似衛星信号高配分モードとを切り替える切替部と、
前記切替部によりGPS衛星信号高配分モードに切り替えられている場合に、前記捕捉部により捕捉されたGPS衛星信号に基づき現在位置の測位を行う測位処理部と、
前記切替部により擬似衛星信号高配分モードに切り替えられている場合に、前記捕捉部により捕捉された擬似衛星信号に含まれるデータに基づく所定の擬似衛星信号データ処理を行う擬似衛星信号データ処理部と、
を備えた、
擬似衛星利用システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (12件):
2F129BB03
, 2F129BB08
, 2F129BB09
, 2F129BB63
, 2F129BB64
, 2F129FF12
, 5J062BB05
, 5J062CC07
, 5J062CC13
, 5J062DD11
, 5J062DD22
, 5J062FF01
引用特許: