特許
J-GLOBAL ID:200903041803541454

転がり軸受の診断方法及び診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田村 敬二郎 ,  小林 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-143230
公開番号(公開出願番号):特開2004-347401
出願日: 2003年05月21日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】簡素な構成で効率的に精度良く転がり軸受の異常の有無を判断できる転がり軸受の診断方法及び診断装置を提供する。【解決手段】潤滑剤を封入した転がり軸受10の外輪に取り付けられた振動センサ11は、振動をピックアップして電気信号に変換する。振動センサ11から出力された電気信号は、アンプ12で増幅され、10kHz以下の周波数の信号をカットするハイパスフィルタ13を通り、絶対値検波回路14で絶対値とされた後、FFT15で周波数分析処理が行われ、得られたスペクトル波形は、軸受10の回転速度比例成分が除去されバックグラウンドノイズ成分のみを含んでおり、更に異常判定器16で閾値と比較される。転がり軸受10の潤滑剤が正常な場合に得られるスペクトル波形Aと、潤滑剤が劣化した場合に得られるスペクトル波形Bとでは、その平均値が異なっており、従って、その間に閾値TH1を設定することで、その閾値TH1を超えたときに潤滑剤が劣化したと判断できる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
転がり軸受の診断方法において、 転がり軸受の内輪及び外輪の少なくとも一方の振動を検出して電気信号に変換するステップと、 前記電気信号に対して、ローパスフィルタを通過させることなく少なくともバックグラウンドノイズ成分を抽出するステップと、 抽出された前記バックグラウンドノイズ成分を閾値と比較するステップとを有することを特徴とする転がり軸受の診断方法。
IPC (5件):
G01M13/04 ,  F16C19/52 ,  F16C41/00 ,  G01H17/00 ,  G01M19/00
FI (5件):
G01M13/04 ,  F16C19/52 ,  F16C41/00 ,  G01H17/00 A ,  G01M19/00 A
Fターム (18件):
2G024AC01 ,  2G024BA15 ,  2G024BA21 ,  2G024BA27 ,  2G024CA13 ,  2G024DA09 ,  2G024EA01 ,  2G024FA04 ,  2G024FA14 ,  2G064AA17 ,  2G064AB22 ,  2G064CC06 ,  2G064CC19 ,  2G064CC43 ,  2G064CC52 ,  2G064CC57 ,  3J101AA01 ,  3J101FA24
引用特許:
審査官引用 (2件)

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