特許
J-GLOBAL ID:200903041843183380

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-019996
公開番号(公開出願番号):特開平6-227290
出願日: 1993年02月08日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 後進段への変速時と変速後の負荷トルクを無理なく低減し、摩擦係合装置の耐久性の向上を図る。【構成】 Rレンジにシフトされた場合(ステップ301)、トルクダウンを行い(ステップ303)、後進段を達成するための主変速部のクラッチC0とB4に油圧を供給する(ステップ305)。時間の経過により後進段の達成を待ち(ステップ307〜311)、オーバードライブ段の設定が必要な条件が成立した場合は(ステップ313)、副変速部(オーバードライブ部)のブレーキB0に油圧を供給して(ステップ315)、副変速部を高速段に設定する(ステップ317)。そして、高速段に設定したら、トルクダウン制御を終了する(ステップ319)。
請求項(抜粋):
複数の摩擦係合装置を選択的に係合することにより所定の変速段を形成する歯車変速装置を有し、該歯車変速装置が、少なくとも後進段を形成可能な主変速部と、高速段と低速段との切り換えが可能な副変速部とから構成され、後進段への変速時に前記副変速部を高速段側へ設定する自動変速機の制御装置において、後進段への変速指令の発生を検出する手段と、後進段への変速指令が発生した際に前記主変速部の所定の摩擦係合装置を係合制御し後進段を達成させる後進段達成制御手段と、後進段達成のための前記摩擦係合装置の係合制御の際にエンジンのトルクダウンを実行するエンジントルク制御手段と、前記主変速部における後進段の達成を検出する手段と、該手段の検出出力に応答して前記副変速部の所定の摩擦係合装置を係合制御して副変速部を高速段側に設定する手段と、副変速部における高速段への移行を検出する手段と、該手段の検出出力に応答して前記エンジントルク制御手段にエンジントルクダウンを終了させる指令信号を送る手段と、を備えたことを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (2件):
B60K 41/06 ,  F16H 61/00
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開平4-166428
  • 特開昭61-113524
  • 特開平3-129162
全件表示

前のページに戻る