特許
J-GLOBAL ID:200903041858185878

インバータのデッドタイム補償方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-077534
公開番号(公開出願番号):特開平8-275551
出願日: 1995年04月03日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】デッドタイム補償のための電流極性判別コンパレータに備えられているヒステリシスが及ぼす悪影響を回避できるようにすることにある。【構成】ヒステリシスコンパレータ16は電流極性が変化する度に±1を出力してタイマ21をリセットする。タイマ21はリセット後一定時間は論理1を出力した後は論理零となる。タイマ21の出力と補償量発生ゲイン17が出力する補償量Δλとの積を乗算器22が演算し、加算器18はこの積を制御信号λに加算する。又は、ヒステリシスコンパレータ16は電流極性が変化する度に出力する±1で補償量発生ゲイン17の出力を±Δλに変化させ、この値を直流分除去回路30を介して加算器18に与えて制御信号λに加算するが、前記直流分除去回路30は入力する±Δλを所定の時定数で減衰させる。よってヒステリシスコンパレータ16が電流極性の変化を検出できない場合は制御信号λに補償量Δλを加減算しないから、ヒステリシスが及ぼす悪影響を回避できる。
請求項(抜粋):
キャリア波と制御信号との大小関係に対応して上側アームと下側アームとを交互にオン・オフさせて直流を交流に変換する際に、前記上下アームが同時にオンとなるのを防止するデッドタイムを設けている電圧形インバータで、その出力電流の極性,又はその電流指令信号の極性を所定のヒステリシス幅をもって検出し、この検出極性に対応して前記制御信号に補償量を加算又は減算するインバータのデッドタイム補償方法において、所定のヒステリシス幅をもって検出する出力電流又は電流指令信号の前記極性が所定時間経過しても切り換わらないときは、前記補償量を零にすることを特徴とするインバータのデッドタイム補償方法。
IPC (2件):
H02M 7/537 ,  H02M 7/48
FI (3件):
H02M 7/537 C ,  H02M 7/537 D ,  H02M 7/48 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-241368
  • 特開平2-179277
  • 電圧形インバータ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-118728   出願人:三菱電機株式会社

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