特許
J-GLOBAL ID:200903041876536424

ポリシラン化合物、その製造方法およびその原料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-043726
公開番号(公開出願番号):特開平9-095537
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】高分子材料としての優れた成形性を有し、かつ高い正孔ドリフト移動度を有した高分子材料単独からなる正孔輸送材料を提供することにある。【解決手段】主鎖骨格が下記一般式(1)【化1】(式中、R1 は、置換されていてもよいアルキル基を示す。Xは、一般式(2)【化2】(式中、R2 は置換されていてもよいアリール基を示す。)で表される窒素原子を含む基を示し、Ar1 は置換されていてもよいアリーレン基を示す。Ar2 は置換されていてもよいアリール基を示す。)で表される繰り返し構造単位を有することを特徴とするポリシラン化合物、その製造方法およびその原料であるジハロシラン。
請求項(抜粋):
主鎖骨格が下記一般式(1)【化1】(式中、R1 は置換されていてもよいアルキル基、シクロアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示す。Xは不対電子を有する原子または不対電子を有する原子を含む基であり、酸素原子、硫黄原子または一般式(2)【化2】(式中、R2 は置換されていてもよいアルキル基、シクロアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示す。)で表される窒素原子を含む基を示す。Ar1 は置換されていてもよいアリーレン基を示す。Ar2 は置換されていてもよいアリール基、下記一般式(3)【化3】(式中、Ar3 は置換されていてもよいアリーレン基、R3 およびR4 はそれぞれ独立に置換されていてもよいアルキル基、シクロアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示す。)で表される芳香族アミン骨格を有する基、または、下記一般式(4)【化4】(式中、Ar4 は置換されていてもよいアリーレン基、R5 およびR6 はそれぞれ独立に、水素原子あるいは置換されていてもよいアルキル基、シクロアルキル基、アリール基またはアラルキル基、Ar5 は置換されていてもよいアリール基を示す。)で表される芳香族エテニレン骨格を有する基を示す。また、Ar1 とAr2 の間、または、Xを一般式(2)で表したとき、Ar1 とR2 の間、あるいはR2 とAr2 の間に環を形成していてもよい。)で表される繰り返し構造単位と、下記一般式(5)【化5】(式中、R7 およびR8 はそれぞれ独立に置換されていてもよいアルキル基、シクロアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示す。)で表される繰り返し構造単位とからなり、繰り返し構造単位(1)と繰り返し構造単位(5)の総単位数に対する繰り返し構造単位(1)および繰り返し構造単位(5)の単位数の比をそれぞれzおよび1-zとしたとき、0.2≦z≦1であることを特徴とするポリシラン化合物。
引用特許:
審査官引用 (19件)
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