特許
J-GLOBAL ID:200903041896498529

厚肉縁付薄肉筒状製品の成形方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三井 孝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-163445
公開番号(公開出願番号):特開2004-358553
出願日: 2003年06月09日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】本発明は金属板状素材からの厚肉縁付筒状製品の成形に関し、素材の肉厚を超えた厚肉の縁部を有し、偏肉比率2:1以上となる減肉された段付円筒状製品を2段階の塑性加工のみでの成形を目的とする。【解決手段】板状素材Aの寄せ絞り加工を寄せ絞り用円錐ダイスにより皺押さえ無しで実施する。寄せ絞りの際に素材Aの45°近辺の端縁はダイス円錐面上に留まらせ、傾斜端縁を残した半製品A1とする。半製品A1は第2段階の塑性加工において成形パンチ34と拘束ダイス36との間で筒状部のしごき減肉とその下部における突き出し縮径を行い、しごきにより生じた肉の移動により縮径時の肩部及び突き出し縮径部における肉の不足を補充する。パンチ34とダイス36との対向面34-3,36-3間で素材外周を壁面40により規制し、厚肉端縁(肉厚t3)となし、厚肉端縁付薄肉段状筒状製品を2段階の塑性加工のみで得る。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
寄せ絞り用円錐ダイスを用いて板状素材の絞りを寄せ絞り用円錐ダイスの円錐面上に斜縁が大きく残置されるように行い、傾斜した自由端縁を有したカップ状半製品となし、その後ダイスとパンチとによる前記カップ状半製品のカップ部の再絞り成形と同時に傾斜縁部の平潰しを行うに当たって、縁部の増肉を要する場合に所定径を超える外径方向への拡開を阻止しつつ行うことにより肉厚縁部を得ることを特徴とする厚肉縁付薄肉筒状製品の成形方法。
IPC (3件):
B21D22/26 ,  B21D28/24 ,  B21D51/18
FI (4件):
B21D22/26 C ,  B21D22/26 B ,  B21D28/24 C ,  B21D51/18 A
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る