特許
J-GLOBAL ID:200903041910390604

焦点検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-176535
公開番号(公開出願番号):特開平11-352395
出願日: 1998年06月10日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 偽合焦であるか真の合焦であるかを直ちに判別可能な焦点検出装置。【解決手段】 まず、可変拡散部材3を透明状態にする。次に、イメージセンサ装置5の出力を読み込む。次に、焦点検出演算を実行してデフォーカス量DFが所定範囲にあるか否かを判断し、合焦・非合焦を判別する。次に、デフォーカス量DFに基づき、レンズ駆動部74によって撮影レンズ1を駆動する。この際、可変拡散部材3が透明状態にある場合おけるイメージセンサからの出力のコントラスト値Ct1を算出する。次に、可変拡散部材3を拡散状態にする。そして、可変拡散部材3が拡散状態にある場合おけるイメージセンサからの出力のコントラスト値Ct2を算出する。合焦状態判定部73は、透明と拡散のそれぞれにおけるコントラスト値Ct1、Ct2を比較し、透明と拡散とでコントラストの変化が小さい場合には、合焦状態判定部73が、現在の撮影レンズ1の位置が真の合焦位置であると判定する。
請求項(抜粋):
撮影レンズの異なる部分を通過した一対の光束を分離する焦点検出光学系と、前記一対の光束をそれぞれ受光して被写体のパターンに対応する一対の出力信号列を発生する一対のイメージセンサーアレイを有するイメージセンサーと、前記撮影レンズから前記イメージセンサーにかけての光路上において該撮影レンズの予定焦点面またはその近傍に位置するとともに、透明状態と拡散状態とに切り替え可能な可変拡散部材と、前記イメージセンサーが発生する前記一対の出力信号列に基づいて前記撮影レンズの焦点調節状態を検出する焦点検出演算手段と、前記可変拡散部材が透明状態にあるときに前記イメージセンサーが発生する出力信号列と、前記可変拡散部材が拡散状態にあるときに前記イメージセンサーが発生する出力信号列とに基づいて前記撮影レンズが合焦状態にあるか否かを判定する判定手段とを備えることを特徴とする焦点検出装置。
IPC (3件):
G02B 7/34 ,  G02B 7/28 ,  G03B 13/36
FI (3件):
G02B 7/11 C ,  G02B 7/11 N ,  G03B 3/00 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る