特許
J-GLOBAL ID:200903041927073980

保湿器用ガラスの防曇処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-063875
公開番号(公開出願番号):特開2003-261358
出願日: 2002年03月08日
公開日(公表日): 2003年09月16日
要約:
【要約】【課題】 ガラス表面への微細な凹凸の形成によるガラス表面の親水性向上を簡単な工程で行うことができる保湿器用ガラスの防曇処理方法を提供する。【解決手段】 ソーダライムガラスから成るガラス100を400°Cに予熱した後、このガラス100を硝酸カリウム融液に460°C・3時間浸漬することにより、ガラス100の表面層のNa+イオンをイオン半径がより大きいK+イオンに置換するイオン交換処理を行って化学強化層101を形成し、さらにその表面に微細な凹凸104を形成する。次いで、このイオン交換処理がされたガラス100を除冷した後、水で洗浄することでガラス1を製造する。微細な凹凸104の作用によりガラス1の表面に付着した水滴の見かけの接触角を小さくしてガラス表面の親水性を向上させる。
請求項(抜粋):
1価のアルカリイオンを含むガラスから成る保湿用ガラスの防曇処理方法において、前記ガラスの表面層における前記1価のアルカリイオンをイオン交換処理によって前記1価のアルカリイオンよりイオン半径の大きな他の1価のアルカリイオンに交換することにより、前記ガラスの表面に微細な凹凸を形成することを特徴とする保湿器用ガラスの防曇処理方法。
Fターム (6件):
4G059AA01 ,  4G059AC01 ,  4G059AC16 ,  4G059AC21 ,  4G059HB03 ,  4G059HB14
引用特許:
審査官引用 (4件)
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