特許

J-GLOBAL ID：200903041939682043

回路しゃ断器のトリップコイルユニット

発明者： 川嶋 善明 ,  佐藤 一彦 ,  長谷川 喜▼吉▲ ,  青木 忠久 ,  小笠原 誠
出願人/特許権者： 富士電機株式会社
代理人 (1件)： 篠部 正治
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-182567
公開番号（公開出願番号）：特開2000-011840
出願日： 1998年06月29日
公開日（公表日）： 2000年01月14日
要約：

【要約】【課題】しゃ断器に内蔵したトリップコイルユニットの各部品を、組立用ユニットケースに対して簡単,安定よく組み込めるよう組立構造を改良する。【解決手段】過電流引外し装置1が主回路端子板3を取付けた引外しコイル4と、該コイルに嵌挿したオイルダッシュポット5と、逆L字形のヨーク6と、該ヨークに連結したアーマチュア7,復帰ばね8との組立体からなり、各極に対応する過電流引外し装置の部品を組立用ユニットケース2の内部に仕切った部屋2aにその開放端面側から挿入して組立てた回路しゃ断器の過電流引外し装置において、ヨークの頂部脚片6aにオイルダッシュポットの頂部を前方から挿入する切欠溝6cを形成し、一方、ユニットケースの各部屋ごとに、その底部側には左右側壁からT字状に張り出した左右一対の支持ガイド部材2eを設け、引外し装置を挿入した状態でオイルダッシュポットの鍔部5a,およびヨークの下端部をガイドレール2eで左右から一括挟持し、組立位置に安定よく固定する。

請求項（抜粋）：

回路しゃ断器に内蔵し、主回路の過電流を検出して接触子開閉機構のラッチを引き外すトリップコイルユニットであり、その電磁形の過電流引外し装置がコイル導体の一端に主回路端子板を取付けた引外しコイルと、該コイルに嵌挿したオイルダッシュポットと、逆L字形のヨークと、該ヨークの下端側に連結したアーマチュアとの組立体からなり、かつしゃ断器の各極に対応した過電流引外し装置の部品を組立用ユニットケースの内部に仕切った各極に対応する部屋にその開放端面側から挿入して組立てたものにおいて、前記ヨークの上部脚片にオイルダッシュポットの頂部を前方から挿入する切欠溝を形成するとともに、ユニットケースの各部屋ごとに、その底部側に過電流引外し装置を挿入した状態でオイルダッシュポット,およびヨークの下端部を左右から一括挟持して組立位置に拘束保持する支持ガイド部材を設けたことを特徴とする回路しゃ断器のトリップコイルユニット。

IPC (2件)：

H01H 71/24 ,  H01H 73/36

FI (2件)：

H01H 71/24 ,  H01H 73/36 D

Fターム (3件)：

5G030FC05 ,  5G030XX12 ,  5G030YY06

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 回路遮断器
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-223070   出願人：富士電機株式会社
• 特開昭54-012471