特許
J-GLOBAL ID:200903041950994499

燃料電池のガス案内構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-075143
公開番号(公開出願番号):特開2002-280022
出願日: 2001年03月16日
公開日(公表日): 2002年09月27日
要約:
【要約】【課題】 燃料利用率及び酸化剤利用率を高め、燃料電池の性能向上を図る。【解決手段】 (n+1)枚の発電セル11のうちi番目の発電セルの燃料極層11bと(i+1)番目の発電セルの酸化剤極層11cとの間には、セパレータ15が1枚ずつ介装される。i番目の発電セルの燃料極層とj番目のセパレータとの間には、導電性及び延性を有する多孔質の燃料極集電体14が介装される。セパレータに形成されたセパレータ用燃料通路27はセパレータ用燃料導入口27cと、セパレータ用燃料吐出口27dとを有する。セパレータの燃料極集電体への対向面には、セパレータの中央から渦巻き状に延びかつセパレータ用燃料吐出口に連通するセパレータ用燃料溝15aが形成され、セパレータを燃料極集電体に押付けて燃料極集電体を圧縮することによりこの燃料極集電体の一部がセパレータ用燃料溝に収容される。
請求項(抜粋):
固体電解質層(11a)とこの固体電解質層の両面に配設された燃料極層(11b)及び酸化剤極層(11c)とからなる発電セル(11)が(n+1)枚(nは正の整数である。)積層され、i番目(i=1,2,...,n)の発電セル(11)の燃料極層(11b)とこの燃料極層に隣接する(i+1)番目の発電セル(11)の酸化剤極層(11c)との間に導電性材料により板状に形成されたセパレータ(15)がそれぞれ1枚ずつ合計n枚介装され、前記i番目の発電セル(11)の燃料極層(11b)とj番目(j=1,2,...,n)のセパレータ(15)との間に導電性及び延性を有する多孔質の燃料極集電体(14)が介装され、前記n枚のセパレータ(15)に燃料ガスを前記燃料極層(11b)に供給するセパレータ用燃料通路(27)がそれぞれ形成された燃料電池であって、前記セパレータ用燃料通路(27)が前記セパレータ(15)の外周面に形成されたセパレータ用燃料導入口(27c)と、前記セパレータ用燃料導入口に連通し前記セパレータ(15)の前記燃料極集電体(14)への対向面の中央に形成されたセパレータ用燃料吐出口(27d)とを有し、前記セパレータ(15)の前記燃料極層(11b)への対向面に前記セパレータ(15)の中央から渦巻き状に延びかつ前記セパレータ用燃料吐出口(27d)に連通するセパレータ用燃料溝(15a)が形成され、前記セパレータ(15)を前記燃料極集電体(14)に押付けて前記燃料極集電体を圧縮することによりこの燃料極集電体の一部が前記セパレータ用燃料溝(15a)に収容されたことを特徴とする燃料電池のガス案内構造。
IPC (3件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/12 ,  H01M 8/24
FI (5件):
H01M 8/02 R ,  H01M 8/02 B ,  H01M 8/02 Y ,  H01M 8/12 ,  H01M 8/24 R
Fターム (4件):
5H026AA06 ,  5H026CC05 ,  5H026CC06 ,  5H026CC10
引用特許:
審査官引用 (3件)

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