特許
J-GLOBAL ID:200903041970478373

抗血管新生作用を有するペプチド医薬

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-550879
公開番号(公開出願番号):特表2002-516342
出願日: 1999年05月21日
公開日(公表日): 2002年06月04日
要約:
【要約】式A0-A1-A2-A3-A4-A5-A6-A7-A8-A9-A10を有するペプチドであって、式中A0は、水素またはアシル基から選択され、A10は、水酸基またはアミノ酸アミドであり、A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8およびA9は、明細書中で定義したアミノアシル残基である。
請求項(抜粋):
式A0-A1-A2-A3-A4-A5-A6-A7-A8-A9-A10の化合物であって、式中A0は、水素、または (1)R-(CH2)n-C(O)-(nは0から8の整数であり、Rは、水酸基;メチル基;N-アセチルアミノ基;メトキシル基;カルボキシル基;1つまたは2つの2重結合を任意に含み、1個から3個の水酸基で任意に置換されたシクロヘキシル基;および窒素、酸素、硫黄から選択された1個または2個のヘテロ原子を任意に含み、環が、アルキル、アルコキシおよびハロゲンから選択された基で任意に置換された、5員環または6員環の芳香族または非芳香族環から選択される)、および、 (2)R1-CH2CH2-(OCH2CH2O)p-CH2-C(O)-;(R1は、水素、アルキルおよびN-アセチルアミノから選択され、pは、1から8の整数から選択される)から選択されたアシル基であり、 A1は、 (1)アラニル、 (2)アスパラギニル、 (3)シトルリル、 (4)グルタミニル、 (5)グルタミル、 (6)N-エチルグリシル、 (7)メチオニル、 (8)N-メチルアラニル、 (9)プロリル、 (10)ピロ-グルタミル、 (11)サルコシル、 (12)セリル、 (13)スレオニル、 (14)-HN-(CH2)q-C(O)(qは1から8である)、および (15)-HN-CH2CH2-(OCH2CH2O)r-CH2-C(O)-(rは1から8である)から選択されたアミノアシル残基であり、 A2は、 (1)アラニル、 (2)アスパラギニル、 (3)アスパルチル、 (4)グルタミニル、 (5)グルタミル、 (6)ロイシル、 (7)メチオニル、 (8)フェニルアラニル、 (9)プロリル、 (10)セリル、 (11)-HN-(CH2)q-C(O)(qが1から8である)、および (12)-HN-CH2CH2-(OCH2CH2O)r-CH2-C(O)-(rは1から8)から選択されるアミノアシル残基であり、 A3は、 (1)アラニル、 (2)アスパラギニル、 (3)シトルリル、 (4)シクロヘキシルアラニル、 (5)シクロヘキシルグリシル、 (6)グルタミニル、 (7)グルタミル、 (8)グリシル、 (9)イソロイシル、 (10)ロイシル、 (11)メチオニル、 (12)ノルバリル、 (13)フェニルアラニル、 (14)セリル、 (15)t-ブチルグリシル、 (16)スレオニル、 (17)バリル、 (18)ペニシラミニル、および (19)シスチルから選択されたアミノアシル残基であり、 A4は、 (1)アロ-イソロイシル、 (2)グリシル、 (3)イソロイシル、 (4)プロリル、 (5)デヒドロロイシル、 (6)D-アラニル、 (7)D-3-(ナフト-1-イル)アラニル、 (8)D-3-(ナフト-2-イル)アラニル、 (9)D-(3-ピリジル)-アラニル、 (10)D-2-アミノブチリル、 (11)D-アロ-イソロイシル、 (12)D-アロ-スレオニル、 (13)D-アリルグリシル、 (14)D-アスパラギニル、 (15)D-アスパルチル、 (16)D-ベンゾチエニル、 (17)D-3-(4,4’-ビフェニル)アラニル、 (18)D-クロロフェニルアラニル、 (19)D-3-(3-トリフルオロメチルフェニル)アラニル、 (20)D-3-(3-シアノフェニル)アラニル、 (21)D-3-(3,4-ジフロロフェニル)アラニル、 (22)D-シトルリル、 (23)D-シクロヘキシルアラニル、 (24)D-シクロヘキシルグリシル、 (25)D-シスチル、 (26)D-シスチル(S-t-ブチル)、 (27)D-グルタミニル、 (28)D-グルタミル、 (29)D-ヒスチジル、 (30)D-ホモイソロイシル、 (31)D-ホモフェニルアラニル、 (32)D-ホモセリル、 (33)D-イソロイシル、 (34)D-ロイシル、 (35)D-リジル(N-エプシロン-ニコチニル)、 (36)D-リジル、 (37)D-メチオニル、 (38)D-ネオペンチルグリシル、 (39)D-ノルロイシル、 (40)D-ノルバリル、 (41)D-オルニチル、 (42)D-ペニシラミニル、 (43)D-ペニシラミニル(アセトアミドメチル)、 (44)D-ペニシラミニル(S-ベンジル)、 (45)D-フェニルアラニル、 (46)D-3-(4-アミノフェニル)アラニル、 (47)D-3-(4-メチルフェニル)アラニル、 (48)D-3-(4-ニトロフェニル)アラニル、 (49)D-3-(3,4-ジメトキシフェニル)アラニル、 (50)D-3-(3,4,5-トリフルオロフェニル)アラニル、 (51)D-プロリル、 (52)D-セリル、 (53)D-セリル(O-ベンジル)、 (54)D-t-ブチルグリシル、 (55)D-チエニルアラニル、 (56)D-スレオニル、 (57)D-スレオニル(O-ベンジル)、 (58)D-トリプチル、 (59)D-チロシル(O-ベンジル)、 (60)D-チロシル(O-エチル)、 (61)D-チロシル、および (62)D-バリルから選択されたLまたはDの立体配置のアミノアシル残基であり、 A5は、 (1)アラニル、 (2)(3-ピリジル)アラニル、 (3)3-(ナフト-1-イル)アラニル、 (4)3-(ナフト-2-イル)アラニル、 (5)アロ-スレオニル、 (6)アリルグリシル、 (7)グルタミニル、 (8)グリシル、 (9)ヒスチジル、 (10)ホモセリル、 (11)イソロイシル、 (12)リシル(N-エプシロン-アセチル)、 (13)メチオニル、 (14)ノルバリル、 (15)オクチルグリシル、 (16)オルニチル、 (17)3-(4-ヒドロキシメチルフェニル)アラニル、 (18)プロリル、 (19)セリル、 (20)スレオニル、 (21)トリプチル、 (22)チロシル、 (23)D-アロスレオニル、 (24)D-ホモセリル、 (25)D-セリル、 (26)D-スレオニル、 (27)ペニシラミニル、および (28)シスチルから選択されたLまたはDの立体配置のアミノアシル残基であり、 A6は、 (1)アラニル、 (2)3-(ナフト-1-イル)アラニル、 (3)3-(ナフト-2-イル)アラニル、 (4)(3-ピリジル)アラニル、 (5)2-アミノブチリル、 (6)アリルグリシル、 (7)アルギニル、 (8)アスパラギニル、 (9)アスパルチル、 (10)シトルリル、 (11)シクロヘキシルアラニル、 (12)グルタミニル、 (13)グルタミル、 (14)グリシル、 (15)ヒスチジル、 (16)ホモアラニル、 (17)ホモロイシル、 (18)ホモセリル、 (19)イソロイシル、 (20)ロイシル、 (21)リジル(N-エプシロン-アセチル)、 (22)リジル(N-エプシロン-イソプロピル)、 (23)メチオニル(スルホン)、 (24)メチオニル(スルホキシド)、 (25)メチオニル、 (26)ノルロイシル、 (27)ノルバリル、 (28)オクチルグリシル、 (29)フェニルアラニル、 (30)3-(4-カルボキシアミドフェニル)アラニル、 (31)プロパルギルグリシル、 (32)セリル、 (33)スレオニル、 (34)トリプチル、 (35)チロシル、 (36)バリル、 (37)D-3-(ナフト-1-イル)アラニル、 (38)D-3-(ナフト-2-イル)アラニル、 (39)D-グルタミニル、 (40)D-ホモセリル (41)D-ロイシル、 (42)D-ノルバリル、 (43)D-セリル、 (44)ペニシラミニル、および (45)シスチルから選択されたLまたはDの立体配置のアミノアシル残基であり、 A7は、 (1)アラニル、 (2)アリルグリシル、 (3)アスパルチル、 (4)シトルリル、 (5)シクロヘキシルグリシル、 (6)グルタミル、 (7)グリシル、 (8)ホモセリル、 (9)イソロイシル、 (10)アロ-イソロイシル、 (11)ロイシル、 (12)リシル(N-エプシロン-アセチル)、 (13)メチオニル、 (14)3-(ナフト-1-イル)アラニル、 (15)3-(ナフト-2-イル)アラニル、 (16)ノルバリル、 (17)フェニルアラニル、 (18)プロリル、 (19)セリル、 (20)t-ブチルグリシル、 (21)トリプチル、 (22)チロシル、 (23)バリル、 (24)D-アロ-イソロイシル、 (25)D-イソロイシル、 (26)ペニシラミニル、および、 (27)シスチルから選択されたLまたはDの立体配置のアミノアシル残基であり、 A8は、 (1)2-アミノ-4-[(2-アミノ)-ピリミジニル]ブタノイル、 (2)アラニル(3-グアニジノ)、 (3)アラニル[3-ピロリジニル(2-N-アミジノ)]、 (4)アラニル[4-ピペリジニル(N-アミジノ)]、 (5)アルギニル、 (6)アルギニル(NGNG’ジエチル)、 (7)シトルリル、 (8)3-(シクロヘキシル)アラニル(4-N’-イソプロピル)、 (9)グリシル[4-ピペリジニル(N-アミジノ)]、 (10)ヒスチジル、 (11)ホモアルギニル、 (12)リジル、 (13)リジル(N-エプシロン-イソプロピル) (14)リジル(N-エプシロン-ニコチニル)、 (15)ノルアルギニル、 (16)オルニチル(N-デルタ-イソプロピル)、 (17)オルニチル(N-デルタ-ニコチニル)、 (18)オルニチル[(N-デルタ-(2-イミダゾリニル)]、 (19)[(4-アミノ(N-イソプロピル)メチル)フェニル]アラニル、 (20)3-(4-グアニジノフェニル)アラニル、および (21)3-(4-アミノ-N-イソプロピルフェニル)アラニルから選択されたアミノアシル残基であり、 A9は、 (1)2-アミノ-ブチリル、 (2)2-アミノ-イソブチリル、 (3)ホモプロリル、 (4)ヒドロキシプロリル、 (5)イソロイシル、 (6)ロイシル、 (7)フェニルアラニル、 (8)プロリル、 (9)セリル、 (10)t-ブチルグリシル、 (11)1,2,3,4-テロラヒドロイソキノリン-3-カルボニル、 (12)スレオニル、 (13)バリル、 (14)D-アラニル、および (15)D-プロリルから選択されたLまたはDの立体配置のアミノアシル残基であり、 A10は、水酸基、または、 (1)アザグリシルアミド、 (2)D-アラニルアミド、 (3)D-アラニルエチルアミド、 (4)グリシルアミド、 (5)グリシルエチルアミド、 (6)サルコシルアミド、 (7)セリルアミド、 (8)D-セリルアミド、 (9) 【化1】で表される基、および (10)式-NH-R4で表される基から選択されたアミノ酸アミドであり、 式中、 sは0から8から選択される整数であり、 R2は水素、アルキルおよび5員環から6員環のシクロアルキル環から選択され、 R3は、水素、ヒドロキシ、アルキル、フェニル、アルコキシ、および酸素、窒素および硫黄から選択された1個から2個のヘテロ原子を含む任意に5員環から6員環のヘテロ環から選択され、ただし、R3が水酸基またはアルコキシである場合、sがゼロでない、 R4は水素およびヒドロキシから選択される、化合物または薬剤として許容できるその塩、エステル、溶媒和物またはプロドラッグ。
IPC (8件):
C07K 7/06 ,  A61K 38/00 ,  A61P 9/00 ,  A61P 17/06 ,  A61P 19/02 ,  A61P 27/02 ,  A61P 31/04 ,  A61P 35/00
FI (8件):
C07K 7/06 ,  A61P 9/00 ,  A61P 17/06 ,  A61P 19/02 ,  A61P 27/02 ,  A61P 31/04 ,  A61P 35/00 ,  A61K 37/02
Fターム (26件):
4C084AA02 ,  4C084AA06 ,  4C084BA01 ,  4C084BA09 ,  4C084BA17 ,  4C084BA32 ,  4C084NA14 ,  4C084NA15 ,  4C084ZA332 ,  4C084ZA892 ,  4C084ZA962 ,  4C084ZB262 ,  4C084ZB352 ,  4C084ZC022 ,  4H045AA10 ,  4H045AA30 ,  4H045BA01 ,  4H045BA15 ,  4H045BA57 ,  4H045DA65 ,  4H045EA21 ,  4H045EA23 ,  4H045EA25 ,  4H045EA28 ,  4H045FA33 ,  4H045GA21
引用特許:
出願人引用 (2件)

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