特許
J-GLOBAL ID:200903041974086089

流体軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-241763
公開番号(公開出願番号):特開平10-089347
出願日: 1996年09月12日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 軸受の高速回転で、潤滑剤が飛散したり、油膜切れやコスレ、焼き付きを生じる事を防止する。【解決手段】 スリーブ開放端部の内周面に、ラジアル側動圧発生溝4Cから遠ざかるにつれて内径が小さくなるテーパ部11を有し、潤滑剤10で充満されている。上記した構成によって、テーパ部が潤滑剤の溜まりになると共に、潤滑剤が、回転力により回転軸の軸方向に沿って、動圧発生溝に供給されるため、潤滑剤の流出が防止できる。
請求項(抜粋):
少なくとも一端がケースに固定された固定軸と、前記固定軸の他端部近傍に固定されたフランジ部材と、前記固定軸に回転自在に挿入されたスリーブを有し、前記スリーブに連設されるハブまたは、前記スリーブの一方の端部近傍に固定され、前記フランジ部材に対向かつ近接するスラスト板を有し、前記固定軸の外周面またはスリーブ内周面の少なくともいずれか一方にラジアル側動圧発生溝を有し、前記フランジ部材又はスラスト板の互いに対向する面のいずれか一方の面にスラスト側動圧発生溝を有し、これら前記ラジアル側動圧発生溝及びスラスト側動圧発生溝の溝部は潤滑剤が保持され、前記ケースにはモータステータが、また前記ハブにはモータロータを有し、前記スリーブの他方の端部近傍において、その内周面に、前記スリーブの他方の端部近傍に近づくにつれて内径が小さくなるテーパ部を有し、前記テーパ部は潤滑剤で充満された流体軸受装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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